2018年06月14日

JAZZYな、太極拳を。 第2回

  あんた、JAZZYの何なのさ。
   〜 ちょっと前なら憶えちゃいるが・・♪ 〜
 

                         by 春日 敬之
  


 それではっ、みなさまぁ、ご一緒にぃ〜!!

 はいっ、♪ミ〜ナトのヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカぁああ〜〜♫・・・
 🎶 ジャジャジャジャンジャン、ジャジャジャジャンジャン・・(伴奏の音スね)

 ・・と、言うことで、ご唱和ありがとうございました。
 はい、懐かしかったですねぇ、ご存知、神奈川県のご当地ソング。
 ♫ これっきりこれっきり〜もぉオォ、コレキリ〜ですね〜♪ と同ンなじですねぇ〜♪
 港のヨーコは、今世紀に入ってからも、横浜ギンバエがカバーしてます。  
 え、そんな昔の話はちと分からネーなって?
 あ、そ。。。何のコトか分からない人は、すぐググりませうね。
 嗚呼、昭和は遠くなりにけり。。(^_^;)

 エニワイ(anywayのオーストラリア発音スね、ともかく)、
「髪のあるオトコだって、ここにゃ沢山いるからねぇ〜」ってのは、われらがスゲー館でもおなじですなぁ (^ ^)。。
 円山館長は無論、研究会を中心に、なぜか軍人カットやボーズ頭(ハゲ頭とは言ってませんよ!)の多いスゲー館ですが、やはりそれなりに皆さん ”カレンダー映え” してますねぇ、わはははは。
 ま、イカにリアル軍人の玄花さんでも、流石にボーズ頭ってワケにはいかないッスよね。
 ・・え?、「G. I. ジェーン」のデミ・ムーアはスキンヘッドぢゃないかって? (゚o゚;;
 ♫ ズビズバ〜・・やめてケーレ、ゲバゲバ・・・

 しかし、もしケニーGみたいな変なヘアの見学者が来たら、名前を訊ねる前にきっと、
「♪ワリぃなぁ、ほかを当たってくれヨ・・アンタ、太極拳の何なのさ?」なんて、事務局の怖〜いオバさまに言われるカモです。
 さて、あンまし古い話ばかりしてると「JIZZY(ジジィ)な太極拳」になりそうなんで、このくらいにして────(^◇^;)


 このへんで本題に入りませう。
 この新しいカテゴリーが「JAZZYな、太極拳を。」と題された事には、ボクのカルクッチィ(イタリア語で ”軽い食事” の意←ウソ)な中身ではチト申し訳ないほど、もっと深〜い意味がありそうです。

 ちなみに「JAZZY」というのを辞書で引くと、ジャズを思わせるさま、だとか、
 ジャズ風の、活発な、華やかな・・なんて意味がいろいろと出てきます。

 ジャズというのは、皆さんもご存じのとおり、19世紀末から20世紀の頭にかけて、アメリカ南部で「黒人の民俗音楽」と「白人の西欧音楽」が融合して出来た音楽のひとつの形式、つうワケですが、早い話が、オフビートの独自のリズムで行われる、即興演奏が特徴のミュージック、それがジャズである、というワケですね。

 ところが「ジャズ」とひと口に言っても、その種類や範疇はとてもとても多くて、近ごろじゃ、何でもかんでもジャズと呼んだりするんで、ホントに混乱します。

 ついこのあいだなんかも、

 「春日さん、JAZZがお好きなんですってね ♡」
 「は?、ええ、まあね・・コテコテのヤツより、割と軽めのが好きだけど」
 「でも、おウチにジムなんかも備えてるなんて、スゴ〜くマニアックぅ♪」
 「いや、ウチは小さなマンションなんで、ジム用具なんか置いてないっスよ」
 「やぁーね、そのジムじゃなくって、JBLのこと、スピーカーの」
 「それを言うなら ”ジムラン(James B. Lansing)” じゃないの?」
 「ん?・・そういえば、そんな名前だったかも〜、あはは」
 「でも、よくそんな古い言葉を知ってるね(キョービ僕らも使わンで、ホンマ)」
 「ジツは私、最近、JAZZにどどぉおーんとハマってしまって ♡」
 「はは、どどーんとねぇ・・ ε-(´∀`; ) で、因みにどんなの聴いてるの?」
 「主に、ケニーGとか、ZAZ(ザーズ)なんかですけど」
 「へ?・・・へにーちぃー?」

 な〜んて会話があったりしましたです、はい。。⊂( ̄(エ) ̄;;)⊃

 ま、ケニーGも、ZAZも、確かにジャズ系の曲を演るし、サックスは見事だし、ザーズのフランス語が分からなくても、ココチ良いので、ボクもたまにゃあ聴くけどさ。。
 でもね、まるでカラオケみたいに、パソコンで他の楽器演奏を打ち込んだものをバックに録音して、堂々とレコードとして売ってるケニーGなんかは、ジャズだけに限らず、音楽そのものを愛する人間としては、やっぱり、ウゥ〜む、何だかなぁっっっ。。と思ってしまいますですね。やはりユダヤ系は商魂タクマスいと言うか。
 たとえアルバムの累計売上げ枚数が世界一多いジャズアーティストとしてギネスブックに載ろうと、本部のカワヤマさんなんかバック無しで「兄弟船」を唄うってんだから、ケニー爺(62歳)より根性あるよね。

 だから最近は、いったい、どっからどこまでがジャズなのか。
 何をもってジャズと名乗れるのか、あるいはジャズと呼べるのか。
 ジャズの音楽が好きで、たとえレコードを山ほど持っている人でも、ジャズレコードのプロデューサーでも、それをビシッと定義できなくなりつつあります。

 その定義の難しさというのは、ジャズが元々表現形式が自由なものであることに加えて、各時代ごとの歴史がずいぶん影響しているわけですが、ココでそれをボクが書くとエラ〜く長い話になりそうなので、興味のある方はご自分でお調べください。


 ────ただし、もちろんジャズの「定義」は、あります。

 ごく簡単に言ってしまえば、早い話が、「ブルース&スウィング」であるかどうか、
 というのが、それを決めるガイドラインとなります。

 つまり、その楽曲が「ブルース」という12小節の独自の節回しで造られた旋律で、
「ブルーノート・スケール」と呼ばれる、メジャー・スケール(長音階)に、E(ミ)、
G(ソ)、B(シ)の音を半音下げた(♭にした)音を加えて演奏するもの。
 あるいはまた、マイナー・ペンタトニック・スケールと呼ばれる、五音階で出来たものを用いて即興で演奏される特徴的な音階を持つもの。

 ペンタトニックなんて聞いたら何だかエラく難しいものに感じてしまいますが、そんなに特別なモンじゃなくて、たとえばFメジャーのスケールなんかは、誰もがよく知る「赤とんぼ」や「海」「ふるさと」など、童謡のメロディにも多く使われているものです。

 これらが「ジャズ」という音楽の心臓部、クルマで言えばエンジンに当たるものです。
 そしてそれを、まるでアルファロメオみたいに官能的な走りにしてくれるのが、
「スウィング」という味付けです。それはクルマで言えばシャシーの造りや、ステアリングの切れ、アクセルのレスポンス、と言ったところでしょうか。
(またまたクルマの話ですンません。新しいジュリア、欲スいなぁ・・^^;)


 しかし、そんなことは(カスガのアホな呟きを含めて)、ホンモノのジャズにとってはどうでも良いことなのです。

 つまり、ジャズにとって本当に大切なコトは、その「スピリット」にあるぅ〜っっっ!!

 泣く子も黙るジャズの帝王、モダンジャズのドンとまで呼ばれた、かのマイルス・デイヴィスは、『オレの音楽をジャズと呼ぶんじゃねぇ!』と、言い切りました。
 嗚呼、さっすがだねぇ〜!、そう言えるのは、やっぱり天才。彼はすごいっスね。

 『もしウチの纏絲勁が◯家と違うって言うんなら、別に◯氏太極拳って名乗らなくってもイイのさ。そんなチンケなコトはどうでもいい。けどな、この世に纏絲勁ってのはコレしかないんだ』・・って断言し、実際に弟子をキリモミで飛ばしちまうどこかの館長と、どこか似てるかもです (^_^;)

 確かに、マイルスの音楽は伝統的なジャズには留まらず、ブルース、ロック、ヒップホップなんかも取り入れた、独自の世界を醸し出していますね。まあ、天才と言われるような人が皆んなそうであるように、彼の優れた音楽性はジャズという、音楽というハンチューには到底収まりきらないものなのでしょう。

 そして、逆説的ですが、オレの音楽をジャズと呼ぶなという、このマイルス・デイヴィスの言葉こそが、これぞジャズの魂・スピリットだと言えます。

 つまり、端的に言えば「アウト」であるということ─────
 ジャズはアウトなのだ、と言うと、多くの方が首をかしげるかもしれませんね。
 いやいや、「アウト、セーフ、ヨヨイノ、ヨイッ♪」って野球拳のコトぢゃなくつて、  
(え、そんな拳法があるのかって? ヤだねぇ。アンタ、平成の怪人東京バリーちゃん?)

 アウトってのは、アウト・ローとか、アウト・オブ・アフリカの「アウト」です。
 文字どおり「外れてる、それ以外、出る、離れる、終わる、ダメ、失敗」ってコト。
 だから Out-low は法に外れた無法者。因みに Out of Africa はメリル・ストリープと、ロバート・レッドフォード主演の映画で、邦題は「愛と哀しみの果て」です。

 映画の話が出たので、またまたジャズとは何の関係もないハナシですが (^◇^;) 、
 どうしてニッポンじゃ、わざわざ洋画に変な日本語のタイトルを付けるンだろね?
 80年代は「愛と哀しみの果て」だけじゃなくて、なぜか「愛と〇〇のナンタラ」といった邦題の映画が流行りましたが(愛の水中花ってのもこの頃だったっけ?)、「愛と青春の旅立ち」は An Officer and a Gentleman、「愛と追憶の日々」は Terms of Endearment、まったく元のタイトルと違ってますよね。
 因みに、Out of Africa は、正しくは「アフリカを後にして」といった意味で、原作であるカレン・ブリクセンの小説でも邦題は「アフリカの日々」です。
 この小説は作者のアフリカでの経験を元にしたものですが、この人は2009年まで、デンマークの50クローネ紙幣の肖像にもなっていました。(デンマークの夏目漱石?)

 「Die Hard」が上映された時は、そのままダイハードと訳されてて、なんだかホッとしました。しぶとい(奴)とか、中々死なねェ、という意味ですが、もし「厳しく死んでネ」とか、「ヒッジョーニ・キビシ〜」なんてタイトルになってたら、日本人としてはもう、絶対に楽には死ねませんですね。(そんな題になるワケないやろ)
 ちょっとボク好みの「ラスト・ターゲット」や「裏切りのサーカス」なんかも、原題とまったく違うのでビックリしますが。「ダヴィンチ・コード」や「コロンビアーナ」には変な邦題が付かなくて良かったなぁ、とつくづく思います。
 いやぁ、映画って、ホントに素晴らしいモンですねぇ!


 さて、底抜け脱線の無駄話にサヨナラ・サヨナラして、ジャズの本題に戻りましょう。

 オヤジ世代の方々にはお馴染み深い「ユーミン」こと、シンガーソングライターの女王、松任谷由実サンは、あの特徴ある、随筆のような曲のコード進行で聴く人を魅了しますが、ボサノヴァやジャズ、或いはシカゴやTOTO、ボビー・コールドウェルなどに代表される「AOR」などの洋楽を知っている人や実際に演っている人にとっては決して珍しいものではありません。

 ユーミンの曲は、転調を自然に起こさせるために、ジャズでは殆どの曲に頻繁に出現する「供V(ツー・ファイブ。ニブイとかヴィジター2じゃなくて)」のコード進行を曲の間に巧みに、リズミカルに挟んで作っているので、聴いてると次のキーが勝手に想像される、というか、アタマ(意識)の中に無意識的に用意されて行くので、聴いてる人にとってはまるで自分のコトのようにどんどん気持ちが良くなって行くわけですね。ハイ。
 うーむむ、ユーミンはまるで荒地の魔女・・いや、ハウルの動く城のようですね。

 だから中央高速なんかもう、「♪ 中央フリーウェイ〜」って歌わないと絶対走れない!
 どんどんシフトアップして行きながら(マニュアル全盛期だったよね。かつてはこの道もそんなに混んでませんでしたし)、♫ 中央フリーウェイ(って言ってもカネ取るけどネ)、右に見える競馬場ぉ〜、左はビール工場ぉ〜(今思えば観光案内?)、このミチは、まるで滑走路、夜空につづくぅ〜♪・・って、唄うんですよね、きっとボクと同じ想いの人も、まだたくさん居るンだろうなぁ・・
(え、オジさんの話ぁちーとも見えねーなぁって? キミぃ、即破門だね)

 でも、フツーのバカボンボン♪、じゃない、平々凡々な人間には、まずあんな具合には曲が作れませんですな。ユーミンの曲はメロディラインから「供V」に変わって、さらに飛んでもないコードに、平気でぶっ飛んで戻ったり出来るんだから、ホントにすごい。
 近ごろちょっと流行った「ひこうき雲」なんかも、コードがいきなり有り得ないところへぶっ飛ぶしね。文字どおり、空を駆けてゆく〜♩ような、すごいブッ飛び方をします。
 やっぱりユーミンってのも、ある意味天才なんだろなぁ。

 というコトで、よーするに武術にとって最も大切なコトが「戦えること」や「闘うためのスピリット」だと言えるように、ジャズにとっては「アウト」と「ブルース」が最も大切な生命(いのち)である、ということなんですね。
 キミぃ、男だっだらね、売られた喧嘩ワ買わナぐちゃダメだヨ、つぅことですね、ハイ。

 しかし、何というテキトーなまとめ方だろう・・ε- (^(エ)^; ふぅ


 はい、それではようやく今回のアルバムの登場です。
 マイルス・デイビスが登場したので、私のお気に入りのアルバムをふたつ。

 まずは、この「デコイ」 。
 目がデカイですが、タイトルは DECOY、です。^^;)


          Decoy_Miles_Davis


 このアルバムは、聴かないうちからジャケ買い。つまり、何よりも、ジャケットの表紙が気に入って買ってしまいました。マイルスはイイ表紙のアルバムが多いスねぇ。

 それに、天才ってのは、やっぱり共通した ”眼つき” をしてますナ。
 岡本太郎、三島由紀夫、土方歳三、棟方志功、ピカソ、ゲーテ、ニコラテスラ、そしてシェークスピアにダヴィンチ・・因みに天才で名高いアインシュタインさんは、目よりも出した舌の方が有名なので、ここにゃあイレません。 ♪(´ε` )


 で、ワインの方は、ってえと・・うーむ、これこそ難しいなぁ。。
 マイルスのアルバムを録音するプレステイジ・レーベルのプロデューサーの名前は、
ボブ・ワインストックなんていう名前だったけど、いくら発音が似てるからって、スペルも違うしなぁ。。(ウチのワインストックも整理せにゃぁね)

 そうそう、面白い話がありました。
 このワインストックさんがプロデュースしたアルバムを録音したある日のこと。
 正確には1954年12月24日、メンバーはマイルス・デイビス以下、ミルト・ジャクソン、パーシー・ヒース、ケニー・クラーク、セロニアス・モンクという豪華な顔ぶれで、誰もがどんな素晴らしいアルバムが出来上がることかと、期待を膨らませていたのです。 
 ところが、マイルスがスタジオに入るや否や、セロニアス・モンクに向かって突然こう言い放ったのです。

 『おい、オレがソロを演ってる間は、バックでピアノを弾くなよ』

 これはもう、お前のピアノは邪魔だと言わんばかり、いや実際にそう言っているわけで、大先輩のモンクに対してモンクをつけるなんてのは失礼にもほどが有る。そのうえモンクはマイルスに負けず劣らずの奇人変人、スタジオ内には今にも殴り合いのケンカが始まるのではないかと大きな緊張が走った・・と言います。
 しかしモンクは黙ってマイルスに従い、マイルスのソロではピアノを弾かず、曲によっては普通のピアノソロさえ弾かずにいました。

 これはジャズの世界では「クリスマス・ケンカ・セッション」として知られていますが、マイルスは自叙伝の中でその時のことをこう言っています。

『モンクのピアノはオレのトランペットのバックには合わないと思ったから、休んでいてくれと言っただけさ。モンクもその意図を分かってくれていた。だいたい、あんなデカくて強そうな奴に、オレみたいなチビがケンカを売るわきゃぁないだろ?・・』

 まあ、人の噂話と言うのは尾ヒレ葉ヒレが着くものですが、だんだんオーバーな噂になって行ったというコトかも知れません。

 さて、その時の、問題の録音がコレ。


「BAGS GROOVE / MILES DAVIS PRESTIGE 7109」

   _SY355_


 ま、機会があったらぜひ聴いてみてください。


 ほい、ワインを忘れるところだった。

 マイルスの生誕地はイリノイ州オールトンでしたが、その生涯を閉じたのはカリフォルニア州サンタモニカでした。享年65歳。
 ビバリーヒルズからクルマで10分も走ると、サンタモニカの風を感じる海に出ます。
 彼がなぜそこを終の住処として選んだかは分からないけれど、きっと大好きなフェラーリで風を楽しみながら海岸をぶっ飛ばしていた事でしょう。


 そこで、今回はこのワイン。


 【L’ERMITAGE BRUT 2011 / Roederer Estate】

  エルミタージュ・ブリュット、ロデレール・エステート、です。



           Pasted Graphic 2



 フランスで「シャンパーニュ / メゾンN0.1」に輝いたルイ・ロデレールがカリフォルニアで手がけるスパークリングワイン専門のワイナリーが、この「ロデレール・エステート」。
真夏でも平均気温が23℃という気候で産み出される、本家のシャンパンに勝るとも劣らないとても上質なスパークリングは、マイルス・デイビスもきっと気に入ったはず。

 あのアメリカで、今じゃこんなアワが飲めるのかぁっ!!
 ・・と、泡を食ってしまうような素晴らしいワインです。

 ジャズの似合う夜に、ぜひ一度お試しあれ。

                               ( Cheers!)




 *L'ERMITAGE BRUT(エルミタージュ・ブリュット) 2011*

2004年のヴィンテージが、アメリカのワイン評価誌「Wine Enthusiast」で世界中のすべてのワインで年間第1位に輝いた逸品。Enthusiast 誌は『非常に精巧なスパークリングワイン。フレッシュ感と見事な酸味が口一杯に広がるとっておきのワインだ』と評した。
  <参考価格/2011年 750ml 6,500円(税抜)>

taka_kasuga at 17:50コメント(13)JAZZYな、太極拳を。  

コメント一覧

1. Posted by もず   2018年06月15日 15:59
ブログのチェック!!
と思って、電車の中でiPhoneブラウザを開いてびっくり、
何が、といってマイルスさんの顔にね。
今風(もう古い?)にいうと、「目力」ですね。
思わず、画面からのけぞりそうになりました。

コンピューター画面の画像とは違い、小さい画面で一杯に広がるとインパクトありました。
以前、マイルス・デイビスは聴いたことがあったものの、ご無沙汰でありました。
ということで早速、iTunesチェック ダウンロード。
通勤時間に音楽堪能させていただきました。
ある意味、いい時代になったものです。

私、音楽は好きですが、専ら聴くこと専門で、春日先生のJazzに対する造詣の深さに首をたれるのみです。それにしても、OutがJazzをJazzたらしめていることには、ウームとうなりました。
俺のはJazzと呼ぶんでねえ。とJazzの帝王のお言葉とは、よく考えるとすごいかも。単にぶっ飛んだキャラからの発言と捉えがちですが、本心でそう言っているんですね。春日先生に言われて目から鱗が落ちました(私の目、鱗無限に乗っています)。
俺のは太極拳と呼ぶんでねえ。と自信をもっていえる太極拳家は・・・いそうにもありません。

さて、映画の話ですが、春日先生の龍の道の話から、裏切りのサーカス(Tinker Tailor Soldier Spy)をお好きとは、予想外でした(嘘です)。でも、あの映画アクションなどは殆どないスパイ映画ですよね。本当に映画の世界がリアルかどうかは分かりませんが、静かな緊張感のある映画で、私も好きな映画の一つです。

ワインは、さすがに、今時の宅配サービスを持ってしても通勤電車で手に入れることは叶わず、後日の楽しみにさせていただきます。
 
2. Posted by マルコビッチ   2018年06月16日 02:31
春日さん、おもしろすぎです!!

若い頃、ユーミンのレコードを聴きながら部屋で踊っていたら(あっのひ−との♪ママにあうために〜♬)、いきなり父がドアを開け、「何やってんだ!オマエは・・!」ちょっと恥ずかしかった思い出です(笑)
「ひこうき雲」は、なんでも彼女が高校生の時に作った曲だそうです。
やっぱり天才ですね。

マイルス・デイビスは確かどこかにあったはずと、CDの箱から引っ張りだし、久々に聴いてみました。
う〜んやっぱ、これぞジャズと言いたくなります。
ジャズはアウトと聞くと、素人ながらにも深いものを感じますし、納得できる感覚もあります。
私もどこからどこまでがジャズなのか分からず、ジャズの定義も知りませんでした。
何となく自由に、音を半音ずらして即興で・・・などととんでもない頭の軽さで思っていました。。。
何だか誤解の仕方が太極拳に似ています。

◯かXの世界ではないところ・・
「定義」があっての「アウト」! 外れているのではなく「アウト」なんですね!
何だか鳥肌がたってきました・・これは誰にでも出来ることではありませんね。
もっといろいろ聴いてみたくなりました。
ありがとうございました。
 
3. Posted by タイ爺   2018年06月16日 12:07
友人の影響でフリージャズを聞いたときそのぶっ飛び方に腰が抜けました。ジャズなのになんてロックなんだ!
その後山下洋輔さんの「ブルーノート研究」を読んで要するにスイングすることがジャズの本質(読み違えかもしれませんが)なんだと得心したものです。
昭和は遠くなりましたねぇ。
ケニーGはなんというかムード歌謡に近い感じでスイングしません。
やはりジャズは魂です。太極拳もやはり魂(纏絲勁)ですよね!
奇しくもエラ・フィッツジェラルドの命日ということで南無。
 
4. Posted by 円山玄花   2018年06月16日 13:10
今回は、ついつい記事中の「ジャズ」の言葉を「太極拳」に置き換えて読んでしまいましたが、
何も不自然でなく、むしろ恐いぐらいにピタリとくる内容に感じられました。
やはり、論じる対象が問題なのではなく、その中身、スピリットなのですね。

「ブルーノート・スケール」も、「マイナー・ペンタトニック・スケール」も、
音楽の、そしてジャズの規矩と考えて良いのでしょうか。
ジャズをジャズたらしめているものを勉強することで、馴染み深い童謡にぐっと深みが増してきました。面白いです。

そして、アウト。
読んでいてすぐに「守破離」の「離」に頭を巡らせました。
私たちが稽古で「頭が固いなぁ〜〜〜!!」と指摘されることも、
ここの理解にあるのかも知れない、と思います。
それこそ、マイルス・デイビスの「デコイ」を初めて聞いた時の感想は、
「何、コレ?」というものでした(笑)
音楽にもジャズにも聞こえなかったそれは、私の頭に足りなかったものを露見させ、
そして確かに育んでくれたような気がします。
音楽・・いえ、「本物」というのは、凄いですね。
 
5. Posted by まっつ   2018年06月17日 02:13
アウトがJAZZの本質ですか・・・
ワタクシが聴くJAZZなど、キレイ系の耳障りの良い女性ボーカルが殆どで、
癒されるな〜、と漫然と聴き流してきて、JAZZの本質に思いを馳せる事はなかったです。

今回ご紹介頂き、マイルスさんの音楽に触れて、
奇妙な浮遊感や酩酊感が感じられ、「これ」がアウトなのか・・・?
などと首を傾げつつ、ついつい一杯飲る流れになってしまいました。

その奇妙な人を動かす感覚は、太極拳の虚実に嵌められる感覚に似ている、とも感じます。
思った所と少しズレた所に導かれ、思わずこちら側が引き込まれ、動かされてしまう感じです。
アウト、面白いです(←実は良く分かっていない)。

極上の音楽とスパークリングワインの夜に、乾杯!
 
6. Posted by ユーカリ   2018年06月17日 11:00
このシャープでスリリングでドキドキするような命がけで奏でる音楽が、私にはとても新鮮でした。体の中で躍動する感覚は、只々身を任せて浸るしかないなというものでした。
前回紹介していただいた Roberta Gambarini の包み込むような声とは違って、JAZZの幅の広さと奥深さを感じます。
自分の知らない世界に、一歩も二歩も踏み込んで、自分を開いて浸りきることなしには、太極拳もとれるわけがないなとつくづく思いました。
一枚ずつ紹介して頂いたアルバムを、楽しんでいます。

ワインも・・・飲んでみたい!です。
ボトルとラベルがものすごく美しくてかっこよくて、ジャケットとピッタリのイメージでした。
味はどんななんだろうと、貧弱な想像が巡ります。
この貧弱な想像力を鍛えるためにも飲んでみなくては。
 
7. Posted by スーパードライ   2018年06月17日 11:33
初めて投稿しますスーパードライです。
どうぞよろしくお願いいたします。


ジャズと云えば学生時代によく通っていた喫茶店で流れていたのを思い出します。そのためか恥ずかしながら、ジャズ=喫茶店=コーヒーの香りぐらいのイメージしかありませんでした。

「JAZZYな、太極拳」と記された題名から未知なる太極拳の上にジャズもそれ以上に知らない世界であるため稽古で吹っ飛ばされたような戸惑いがありました。

今回は、そんな私にとって未知なるジャズを、ジャズとは何か、定義、ジャズの本当の大切なところはなど、まるで武藝館に導かれてきた時のような感覚で引き込まれながら読ませていただきました。
即興音楽であるジャズも、武術的なスピリットと同様の緊張感で、機転を利かせる連続で演じ、それは纏絲勁のような極めたものの結果から、即興演奏が可能になるのだろうと思います。

「JAZZYな太極拳」、この題名を改めて読むと、稽古に通じる何か奥深さを感じてきました。
ジャズ=太極拳をイメージできるように、試しにジャズを聴きながら套路を打ってみようかなと考えてしまいます。
 
8. Posted by 太郎冠者   2018年06月18日 19:16
マイルス・デイビスはジャズの基礎教養みたいなものだとしたら、つまり、自分には基礎教養が足りないということになるのですが、ジャズもロックも、王道から外れていくところに王道があるというのが、なんとも面白いところです。

>「裏切りのサーカス」
ぼくも好きで映画と原作小説両方見ましたが、やっぱり原題のほうがいいかなぁという気がします。

内容的には邦題で間違ってないんですけど、
“Tinker, Tailer, Soldier, Spy” のシビれるようなかっこよさはありませんから。
ド派手なアクションスパイ大作も好きですが、ほとんど資料読み込んでるような地味(?)な映画もキライじゃないです。
そもそも諜報員といえばそちらが本業だとも思うので。

公開されている物事の断片をつなぎ合わせて隠れた真実を探り当てるというのは、
太極拳でもそのまま同じことが必要になってくる気がします。
 
9. Posted by ハイネケン   2018年06月18日 20:11
春日さんの文を読んで、知らないフレーズを調べつつ、ネタの多さに大笑いして読んでました。

さて今回おすすめの「DECOY」を聞いてびっくり、70〜80年台のあの不穏な空気が漂っていました。
(音楽に時代感覚を感じるなんてちゃんと年だけは取ったんだ...)

春日さんオススメの音楽が沢山書かれておりましたが、ツッコミに使われていた「老人と子供のポルカ」をテーマソングに感覚的に好きな「BAGS GROOVE」の方を聴き続けています。

ワインにもコーヒーにも合いそうなシブーイ曲が目白押しですね。
しかし「BAGS GROOVE」1957年、「DECOY」が1984年。
もう同じ人のアルバムとは思えない変遷ぶり。
離れていったファンと歓喜したファンがいたのではないかと思います。

>武術にとって最も大切なコトが「戦えること」
目的と方法が入れ替わってしまい、考える事や感じる事にばかり捕らわれ肝心要の「スピリッツ」を置き去りにしているかもしれません。
熱い情熱と冷静な思考を手に入れたいものです。
 
10. Posted by もりそば   2018年06月19日 22:12
春日さん こんにちは はじめてコメントします。

マイルスの音楽も武術も一本芯の通ったものを持っているという点で同じということでしょか。それを守っている限りいろいろアレンジしても本質は変わらないという感じ・・・ですね。芸術にも相通じるかと。

見え方に惑わされずものの本質を感じ取れるような軸を稽古などを通じて磨いていきたいと思います。
 
11. Posted by とび猿   2018年06月19日 23:56
今まで、ジャズというものの定義を全く知らず聞いていました。
ジャズというと、これまでは、感傷に浸る様な静かなイメージが強かったのですが、DECOYを聞いて、躍動感があり、心震わせるような気持ちの良いものなのだと思いました。
それは時代と共に、そして、生活と共に生き、進化していくような、素敵なものなのだと感じられます。

音楽も、酒も、そして当然武術も、巷に溢れるような有象無象になっては困りますが、常に変化し、進化し続ける文化であると思え、そして自分自身、よりセンシティブで、たとえ牛の歩みでも、常に進化し、変化し続けるのもでありたい、改めてそう思えてきます。
 
12. Posted by たそがれの単身赴任者   2018年06月20日 01:42
すばらしいジャズのウンチクありがとうございました。
師父や玄花先生に稽古をつけていただいて、あたかも四次元の世界へ飛ばされる感触であります。
ジャズにはそのような転調の秘密があるとは・・・ユーミンの曲になぜか気持ちよく引き込まれていくのもそういったシカケがあったのですね。それは音楽の世界の化勁なんでしょうか?リスナーの頭の中に全自動転調システムを埋め込んでしまう楽曲なんて・・・ユーミン恐るべし
セロニアス・モンクとの対決?エピソードしりませんでした。ジャズピアノなしで成立させてしまう曲って、マイルスさんの頭の中ではいったいどんな感じでスイングしていたんでしょう。
そういえば昔のフレンチポップスの邦題も日本人好みの哀しみのナントカとか、哀愁のナントカとか多くて、どれがどれやらわからなくなりますね。
そして極めつけのカリフォルニアのスパークリングワイン
のご紹介。安酒ばかりの私もいつか飲んでみたいです。
 
13. Posted by 田舎の神主   2018年06月20日 17:30
私は、浜松の知り合いの喫茶店に、月二回、20年余り通い、日本人の宗教哲学を学んでいます。その喫茶店名は、『Blue in Green』マイルスデイビスのカインドオブブルーというアルバムの3曲目です。そのアルバムは、私が生まれた年にリリースされました。オーナーがいちばん好きな曲だそうです。有名な店だったのですが、「ジャズの良さは、もう、今の日本人には解るまい」とジャズ喫茶を数年前に閉めてしまいました。その言葉は、私には「今の日本人には、日本の良さは解るまい」と言っているように聞こえました。

その曲は、ピアノのイントロ後のトランペットの吹き出しが、なんともいえない意表をついた吹き出し方で、今、思うと太極拳の《自分の思いもしない方向に飛ばされる感覚》に似ているような気がします。私には、そう言った感覚は、どうやら二種類あるようです。それは、感激と感動です。感激するだけで終わるか、それとも感じた後に行動するかということです。

中学生の時に聞いたビートルズ。高校生の時に聞いたビリージョエルのストレンジャー。その後、大陸の武人が作舞した舞楽。篳篥と楽箏が、まるでジャズの曲のように奏でる雅楽曲『越天楽残楽三返』。楽琵琶の幽玄な秘曲『啄木』。そして、入門する前に見学した太極武藝館。これらの幾つかは、感動し、感じた後に行動まで起こさせました。

おすすめワインですが、豚足(遠州地方では、おもろという)のあう安酒くらいしか飲んでいませんので、いつかは、何かをやり遂げ安堵して飲んでみたいものです。
 

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