2017年03月15日

連載小説「龍の道」 第195回




第195回  P L O T (15)



「ああ、美味しい──────味オンチのアメリカの、それも最果ての地アラスカの、田舎町のカフェでこんな珈琲が飲めるのは奇跡的な贅沢よねぇ、まるで神戸にいるみたい!」

「ん・・・・」

 宏隆と宗少尉のコンビは敵の追撃を巧みに躱(かわ)し、あの館から無事に逃げ出して、Washilla(ワシラ)からハイウェイで 20kmほど東へ行った、Palmer(パーマー)という小さな田舎町に宿を取り、これまでの状況を振り返りながらひと息ついている。

 パーマーは、デナリの東南にある広大な自然保護区、ネルチナ・パブリックエリアの南を流れるマタヌスカ川の下流に位置する。かつての多くの入植者たちの出身地であったアメリカ中西部の雰囲気が色濃く残る素朴な町で、現在はアンカレッジのベッドタウンとして発展している。
 デナリから南にアンカレッジへと向かって流れるササイトナ川沿いとはまた違った趣きがあり、車で走っていると、まるで北海道の釧路や帯広の辺りかと錯覚するほど、風景がよく似ている。

「まあ珈琲でも飲みなさいよ、きっとオツムの回転がよくなるわヨ」

「あ・・・」

「この田舎町には、アラスカ・ステート・フェアという大収穫祭があって、毎年野菜の巨きさを比べて競うコンテストがあるんだって。ここで優勝した野菜は世界最大の野菜としてギネスブックに載るんだそうよ、面白いわね・・わぉっ、去年は何と一個 40kgのキャベツを出品した人が優勝して、2千ドルの償金を手にしたって、このパンフレットに書いてあるわ。
40キロ?!、普通のキャベツって、ひとつ1kg 程度だよね、すっごぉーいっ!!」

「ン・・・・」

「巨大な野菜が採れるのは、日照時間が一日に20時間もある、白夜のおかげでしょうね」

「ム・・・・」

「なーによ、さっきからアーとかウーとか上の空で!・・でも、そんなムツカシイ顔をしてるのは珍しいわね。ま、いいから珈琲でも飲みなさい。ね、美味しいから、ほらっ!」

「・・ん、コーシ?・・んまァ、そこそこ・・飲める」

「だから言ってるでしょ、まるで神戸のカフェみたいだって」

「ははは、台湾人はそう思うのかも知らンが・・味はまあまあだけど、神戸にしむらの豆のクオリティにはほど遠いね。多分ここのオーナーがフランス系の移民か、カナダから来てる人かも知れない」

「ふぅーん、なんでそんなコトが分かるのよ?」

「ま、フランボワーズのドーナツがあるし」

「甘ったるいドーナツなんか、アメリカ中どこにだって有るじゃない」

「カナダ人は甘い物とコーヒーに目がないんだ。フランスの影響なのかもね。フランスじゃプティ・デジュニ(朝食)は絶対に甘い物と決まってるし。カナダだと、そこに気の利いたスープやサンドウィッチが加わればもう最高ってコトになる。だから Tim Houtons(ティム・ホートンズ)が流行るんだろうね」

「あ、聞いたことあるワ、そのお店・・有名なダブル・ダブルってヤツよね!」

「そう、Double Double、砂糖とクリームを2杯ずつ!、カナダ人のお気に入り」

「レギュラー珈琲を注文すると、勝手に砂糖とミルクの入ったのが出てくる・・」

「そうそう、何も入ってないのが欲しかったら、Black Coffee か Black Original Coffee って、ちゃんと頼まなくちゃイケない。僕もつい何度か失敗しちゃった」

「あはは・・・」

「値段がウソみたいに安いのに、珈琲もサンドウィッチも、ティムビッツという小さなドーナツも美味しい。ドリンクにはカナダ産の蜂蜜を入れてもらったり、シュガーとクリームは半杯ずつ細かくオーダーできる。朝食も色々あって、アメリカ人観光客にも大人気」

「そっか、近ごろのアメリカン珈琲は、シアトルの眠れないコーヒーになったモンね」

「それって何よ?」

「コホン、何でもないわ──────それよりヒロタカ、さっきからずっと何を考えてるの?
カナダの話なんかして、拉致されたヘレンが気になって仕方がないんでしょうね」

「いや・・やっぱり変なんだよ・・何かがおかしい・・・」

「おかしいのはアナタでしょ、何がヘンなの?」

「あのとき・・宗少尉との約束どおり、館の外から様子だけ伺って、すぐに引き揚げようと思っていたんだけど」

「ふむ、スナオでよろしい」

「声が聞こえたんだよ、僕がよく知ってる人の声が・・・」

「知ってる人って、誰の声だったの?」

「そ、それが・・・」

「勿体ぶらなくても良いから、言いなさいよ」

「その声を聞いて、自分の耳を疑って、タクティカルミラーで窓の下から室内を覗いて確認しようとしたんだけど」

「どうだったの?」

「うん。部屋の照明に鏡が反射してしまったのか、見る間もなく気付かれて、すぐ護衛が窓を開けて拳銃を向けてきたので、それを叩き落として、そいつを外に放り投げて気絶させ、その勢いで思い切って部屋に飛び込んだんだけど・・」

「やっぱり無茶が始まったのね。それで、その声のヌシは誰だったの?」

「残念ながら、覆面を着けていて、おまけに声色(こわいろ)まで使われて、まったく正体不明のまま・・」

「それは、よっぽどヒロタカに正体を知られたくないってコトね」

「ぼくもそう思う」

「もしそれがヒロタカのよく知る人物だとしたら、作戦を練り直さなくちゃならないわね。声を聞いて、ヒロタカは誰だと思ったの?」

「いや、それを言ってしまって、もし違っていたら、自分たちが誤ったイメージで作戦を立てる事になるから・・」

「その反対もあるわよ。もしその人物を想定しておかなければ、もっとエラいことになるって場合もあるでしょ」

「そうか・・・」

「つまり、その人物だとは決して思えないような相手、ってコトね?」

「まあ、そうだけど・・」

「ふむ。それじゃ、私が当ててあげましょうか、その人の名前を」

「・・え、誰だか分かるの?」

「分かるわよ、その声の主は、おそらく────────」

「お、おそらく・・・」

「恐らくそれは──────────ヴィルヌーヴ中佐よ!!」

「・・ど、どうして・・どうしてそう思うのさ?」

「あの館から待避するときに、窓にヘレンの姿が見えたと言ってたでしょ?」

「そう、確かにヘレンが、あの窓に見えたような気がしたんだ」

「そのコト自体、すごくアヤシイのよ」

「怪しいって、なにが?」

「考えてもご覧なさい、そこに囚われている人間なら、窓から外なんか見せて貰えるワケがないわ・・・捕らえられた人間というのは、地下室や、窓もロクにない奥まった部屋に閉じ込められるのが普通で、明かり取りの窓にさえ鉄格子があって、部屋には監視カメラ、ドアの外には見張りが居て、本人がプロの工作員なら、さらに手足を壁や柱に繋いで拘束されるのが常識でしょ」

「そうだね・・・」

「ヘレンはカミーユ・ダリエというコードネームまで持つ情報員の卵なのよ。父親の助手として、玄洋會の准協力員としても活動をしているわけで、そんな立場の人間が誘拐されて、囚われの身となった所で、窓際から暢気に雪景色を眺めていられるワケがないでしょ!」

「・・た、確かに、そのとおりだ」

「そして父親のヴィルヌーヴ中佐は CIAや王立カナダ公安局の情報員であり、玄洋會の正式な協力員でもある。ヘレンは父親との繋がりで我々の信用を得ている、というわけよね」

「そういうことだね」

「だから、まず見方を変えましょう。つまり、言い換えればヘレンは正式な玄洋會の身内ではないということよ。そもそも准協力員のレベルでは、台湾や神戸の基地に呼ばれても殆どのゾーンに出入りできず、司令室はもちろん、訓練施設にも立ち入ることが許されないという事実を見ても分かるわ」

「でもヘレンは、僕に万一のことが有った場合には、身代わりになってでも護れと命じられている、と言っていた・・」

「それは玄洋會からの命令じゃないわ。たぶん父親からそう言われたんでしょうね」

「なるほど、中佐がヘレンに命じたのか」

「そしてそれは、協力員のヴィルヌーヴ中佐にしたって同じことよ。正式な身内でないということは、彼にしてみれば、命を懸けるほどの忠誠の義務はないと思えるはずだし」

「それじゃ、裏切って反対に我々を利用するような事も有り得ると?」

「そうね。だから、もしあの館に居たのがヴィルヌーヴ中佐だとしたら・・」

「僕らをワナに掛けて、どうにかするつもりだった───────」

「そうなるわね。そもそも、あの館の存在をヒロタカに教えたのはヴィルヌーヴ中佐よ。
 ヘレン拉致の捜査の進捗をヴィルヌーヴ中佐に訊ねたら、軍病院に出入りする廃棄物運搬業者のトラックの運転手を兼ねた一人の作業員が判明し、その男のカネの流れからキャンベル曹長と関わりのある人物が浮かび上がって、その山荘がワシラにあることを掴んだと言った。ヴィルヌーヴ中佐はそこへ向かおうとしていたが、同時に出た有力な情報を先に確認したいと言うので、それではと、私たちが調査に行く事になったのよね」

「それじゃ、中佐が僕らをおびき寄せたということ?」

「これまでの流れから見ると、そうなるわね」

「そうだとすると、ヘレンはあの館に囚われているんじゃなくて・・」

「もしそれがヘレンなら、間違いなく捕囚の身ではなく、父親とそこに滞在しているという事になるわ」

「うーん・・でもやっぱり、僕はそうは考えたくないな」

「ヒロタカ、こんな場合は冷静に、感情抜きでよく物事を見ないと・・」

「もしそうだとして、中佐は僕らを罠に掛けて、どうするつもりだったんだろう?」

「分からないわ。なぜ私たちをおびき寄せようとしたか、本人に訊くしかないわね」

「何だかショックだな。僕は中佐を尊敬していたし、中佐も僕のことを気にかけてくれていたから」

「分かるわよ、その気持ちは・・・」

「パッシィーンッッッ──────!!」

 突然、目の前の大きな窓ガラスが粉々に砕けた。

「危ないぃっっ──────────!!」

 その瞬間、二人はほぼ同時に床に身を投げながら、互いに分かれて左右に転がり、すでにもう部屋の隅で銃を構えている。

 幸い他に客が居ないので混乱はないが、従業員がふたり、オロオロしてカウンターの中で震えている。

「君たち、そこなら大丈夫だ、体を低くして奥のキッチンに行け!・・急ぐんだ!」

 外の様子を伺いながら、宏隆が怒鳴る。

 攻撃に対して、二人が左右の横方向に散らばり、部屋の隅まで転がって逃げたのは、次の攻撃に備えることは無論、跳弾(ちょうだん)を避けるためでもある。

 跳弾とは、発射された弾丸が地面や床などに当たって跳ね返ることを言うが、拳銃弾でもライフル弾でも、着弾面に対して浅い進入角度であるほど跳弾しやすくなる。また、着弾面が硬ければ跳弾しやすいとは限らず、たとえ水面でも進入角度次第で見事に跳弾する。

 この場合はカフェの店内であるから、遠くから狙撃された場合、床に当たれば弾丸の進行方向に跳弾しやすく、テーブルや椅子に当たればあらぬ方向にも跳ねることになる。
 部屋の奧に行けば跳弾を喰らうリスクが大きく、最も安全なのはコンクリートの壁に護られた表側の窓に近い、店の左右の隅ということになる。
 宏隆たちのようなプロは、たとえ一杯の珈琲を飲む時にも、周りの状況を全て把握する。近くの壁やテーブルの材質まで、ごく普通に確認する習慣がついているのである。

 因みに、よく映画やドラマで銃撃された時に咄嗟に床に伏せる、というシーンを見かけるが、実際は床に伏せてじっとするのは大変危険な行為で、狙撃する側にすれば伏せている人間ほど撃ちやすいターゲットは無い。原野など見通しが利く場所なら地面すれすれに伏せた方が命中しにくいが、わざわざそのような狙撃し難い場所で狙われることは珍しい。

 ついでながら、自分を狙ってくる銃弾に対処するには、カバー(Cover)と、コンシールメント(Concealment)の区別をよくわきまえておく必要がある。
 これらは軍事訓練における専門用語で、カバーとは「銃弾が貫通しない遮蔽物」を指し、厚さ2cm以上の鉄板、防弾ガラス、鉄骨、鉄筋コンクリート、打ちっ放しのコンクリート、土嚢、大きな樹の幹、自動車のエンジン、大きな岩などがそれに当たる。
 コンシールメントとは「貫通するが敵の視界から姿を隠せる遮蔽物」を指し、住宅の壁、合板、柱、コンクリートブロック、煉瓦、自動車のドア、タイヤ、家庭用冷蔵庫、洗濯機、ソファ、ベッド、テーブル、書棚、ドラム缶、空調のダクト、コルゲート鋼板コンテナなどが挙げられる。

 実際に銃で交戦する際には「カバー」を利用して敵よりも優位な状況に立つ必要があり、「コンシールメント」で交戦する場合は、敵から撃ち返された時に遮蔽物を貫通するため、敵に位置を悟られてしまうと被弾しやすくなるのは言うまでもない。


「何処だ──────どこから撃った?」

 宗少尉は窓の隅からそっと向こうを覗き、宏隆はバッグから小さな双眼鏡を取りだして敵の位置を確認しようとしている。敵が何処から、どのように攻撃しているかが判らなければ対処のしようがない。

「この威力はライフル弾ね、近くには誰も居ない・・角度からして多分むこうの森よ、距離は約150m・・私が飛び出て注意を引くから、ヒロタカは追いかけるクルマの準備っ!」

「ラジャッ──────!」

 広大なアラスカでは、都市部以外には全くと言って良いほど高いビルを見かけない。このパーマーの町も平屋建てがほとんどで、せいぜいが2階建て止まりである。
 都会のように、向かいのビルの屋上から狙撃するというわけには行かないが、その代わりに、どこも近くまで森が迫っているので、都会よりも狙撃には好都合かも知れない。

「ダンッ、ダンッ、ダンッ───────!!」

「うっ・・なかなか正確に撃ってくるじゃないの」

 一歩外に出た宗少尉に向けて、容赦なく銃弾を浴びせてくる。
 慌てて車の陰に隠れたが、フロントガラスが一瞬で砕け散った。
 宗少尉は急いでドアを開け、後部座席の足もとに体を低くした。

 普通の自動車はエンジン部分以外は銃弾が容易に貫通するので、映画のように車内で頭を低くしていれば助かる、というのは全く有り得ない。自動車を遮蔽物に使うにはエンジンを自分と敵との間に置くしかない。宗少尉は敵との角度を考え、それを守っているのだ。
 
「宗少尉っ、早く乗って────────!」

 宏隆が建物の裏から回してきたブレイザーに素早く乗り込んだが、

「ダンッ、ダンッ、ダンッ、ダンッ、ダンッ──────────!」

「くぅっ・・・派手に撃ってくれるなぁ!」

 あっという間にフロントガラスが破壊され、ボディが穴だらけになる。

「パシューッ・・・」

「くそっ、パンクさせられた。ブレイザーのタイヤはデカいから狙いやすいか」

「仕方ない、降りて他のクルマを探すわよ!」

「がってん・・」

「ダンッ、ダンッ、ダンッ・・ダンッ、ダンッ、ダンッ・・!!」

「うおおおぉっっ・・アブ、アブ、アブナイっっ──────!!」

 車の外に出て行くことが難しいほど、素早く連射してくる。

「ヒロタカ、次のリロード(マガジン交換)で、走るわよ!」

「ラジャッ・・・途切れた、今だっ!」

「ダンッ、ダンッ、ダンッ、ダンッ──────────!!」

「だめだっ、早いっ!・・かなり手慣れたリロードだ、これじゃ動けないぞ」

「少しでも動けば撃ってくる、絶対に仕留めるつもりね。こんな時にグレネード・ランチャーで狙われたら、それでアウトよ」

「そうだ、後ろの荷室に煙幕弾があったぞ」

「体を起こした途端に撃ってくるわよ、よしなさい!」

「ま、ちとやってみるかな・・」

「ダンッ、ダンッ、ダンッ、ダンッ──────────!!」

「うわあああっ・・て、手を出しただけなのに・・」

「ほーら、言わンこっちゃない!」

「むぅ、万事休す、か──────────」


 が、そう思えたとき・・

「ブォロロロロオオォーン・・・キィーッッッ!!」

 野太い排気音が聞こえ、大きな黒塗りのバンが敵の攻撃を遮るように止まった。

「カトー、急げっ、これに乗るんだっ!」

 クルマの中から、誰かがそう叫ぶ。

「ダンッ、ダンッ、ダンッ、ダンッ・・!!」

 黒いバンはボディに銃弾を受けても貫通せず、窓ガラスも割れない。

「いったい誰が・・タイミング良く、こんなところに?」

「すごいっ、完全防弾装備のクルマ!・・あなたの知り合い?」

「い、いや、まさか・・」

「早く乗れっ! この車もグレネード・ランチャーまでは防げないぞ!」

「ヴィ・・ヴィルヌーヴ中佐・・・?!」

「・・な、なんですって?!」



                    ( Stay tuned, to the next episode !! )






  *次回、連載小説「龍の道」 第196回の掲載は、4月1日(土)の予定です

taka_kasuga at 23:59コメント(14)連載小説:龍の道 | *第191回〜第200回 

コメント一覧

1. Posted by まっつ   2017年03月20日 21:48
うーむ、今回の一連の陰謀劇の黒幕はヴィルヌーブ中佐なのでしょうか?
動機が分かりませんが、何かを試すかのような狙い方を思い起こすに、
下手すれば死ねるような試練を与えて、
何かを見極めようとしているようにも見えてきます。

死ぬほどの目にあって生き残れる事は、生き抜く力があるという事で、
難事を任せるに足る資質を有するとも捉えられます。

現代の先進諸国では人権の幅が拡大してきており、
死ぬほどしごいて篩にかけるような話はあまり聞かなくなりましたが、
歴史的にはむしろ当たり前に行われてきたと思います。

良い時代に生まれたとも言えますし、
生き物としては弱くなっていく事を嘆くべき、とも思います。
 
2. Posted by ユーカリ   2017年03月20日 22:43
>・・・ごく普通に確認する習慣がついているのである。
日常、どれほど注意深く周りの状況を確認し、把握し、それによって自分がいかようにも動けるよう訓練しているだろうか。う〜ん、「方向音痴だから」とか「運転が苦手だから」「記憶力・観察力がないから」「鈍感だから」と何かしら言い訳をこしらえて避けていたように思います。
武術を学ぶ者として、それは普通にやるべきことであり、苦手であればそれを克服すべく、努力しなければならないことだったと今更ながら思い当たりました。また、少しづつ訓練してゆくことで、視界や視野、発見する事等にどんな変化があるのか、とても楽しみにもなりました。

思いもかけない展開に、混乱すると同時に、この小説の奥深さにどんどんはまってゆきます!
次回も楽しみにしております。
 
3. Posted by マルコビッチ   2017年03月20日 23:11
ん〜〜・・・ヴィルヌーヴ中佐・・・なんてこった・・・
えっ!! ヴィ・・ヴィルヌーヴ中佐・・・??
うーーむ、頭がこんがらがる・・・一体どうなっているのか・・敵の一味とは・・・?
敵対勢力が玄洋會に入り込もうとしているのか・・・?
春日さん、よくこんなストーリーを考えつきますね!
と、考えに浸ってる間もなくカフェへの襲撃。
この襲撃の対処の仕方も見事ですね。
こういう場合、床に伏せるものと思っていました。
カバーとコンシールメントの区別・・どんな時でもあらゆる状況を想定して、あらゆる情報、自分のいる状態を把握していないと生き残れないですね。
災害に対しても然りで、油断は禁物ですね。

いや〜、次回が待ち遠しいです。
 
4. Posted by 円山玄花   2017年03月20日 23:49
読み手のみならず、登場人物にさえ犯人像を確定させておいてからの逆転(?)とは、
もしや春日さんは、プロの・・小説家ですか??

どのような危機に際しても、咄嗟の判断が生き残れるか否かを分けるわけで、
今回の宏隆くんたちの場合は、判断がとても難しいですね。
自分だったら、「う〜ん、どうしよう?」と考えている間にグレネードランチャーを
打ち込まれてしまいそうですが、最近、日常で生活しているときに自分に必要とされる課題は、
小説の中の出来事を自分に重ねたときも、そして野外に出たときも何ひとつ変わらず、
同じことなのだと発見できました。

同じ視点から考えると、「判断」についてはきっと正解はなく、
その判断の結果を見て迅速に次の判断が出来る柔軟性が必要なのだと思います。
正解を求めていると、実際には頭も身体も止まってしまう気がします。

次回、楽しみにしています!
 
5. Posted by 太郎冠者   2017年03月21日 00:21
素人とプロでは同じものを見ても見方が全く違うように、ふつうに生活を送っていても見えているものが違うものなのですね。

CQC講習会で習ったことを基に、外出するときに以前だったら気に掛けなかったことも気になるようになりましたが、
それもあくまで一般的日本人レベルでの危険認識であって、
さすがに銃弾に対する材質の違いというところまで発想は出来ませんでした。

それだけ聞くと、「そんなことまで気にしながら生活出来るのか?」とも思ってしまいますが、
きっと訓練を重ねれば、自然に習慣の一部としてそういうように出来るようになるのでしょうね。

それにしても、ヴィルヌーヴ中佐・・・?
怪しいと思わせておいて実は味方なのか、はたまたそれさえも罠なのか?
こうなってくると何が正解か全くわかりませんね!

それが徐々に見えてくるのも小説の楽しみだと思いますし、じっくりと待つことにします。
続きを楽しみにしています。
 
6. Posted by とび猿   2017年03月21日 04:09
あのヴィルヌーヴ中佐が?
しかし、まだまだ裏がありそうな展開。
勉強になるだけでなく、とても面白く読ませていただいています。

カフェで襲われた際の宗少尉と宏隆君の瞬時の動き、そして、事前の確認等、普段からよほど意識的に訓練していなければ身に付かないものと思います。
今回の連休は、普段の生活とは全く違う環境で過ごしましたが、自分の動けなさと、動かなければならないという必要性が再確認できたように思います。
その中でも、ほんの少しでも以前の自分よりは成長できたのではないかと感じることもあり、自分の変化にうれしく思えることもあります。
日常生活に戻り、その中でもさらに自分を磨いていけるよう稽古していきたいと思います。
 
7. Posted by taka_kasga   2017年03月24日 17:21
☆まっつさん

>歴史的にはむしろ当り前に
>生き物としては弱くなって行くことを嘆くべき

武術の世界ぢゃ、ナヲのことですナ。
その人間がどれだけ根性を見せるか、
やり抜き、生き抜くチカラがあるのか、
それを見極めることは指導者の重要な仕事のひとつ、です。

戦後の日本人は、トロイ人間を養成するための教育を受け、
危機感の無い ”ヌルイオトコ” をワンサカワンサ〜♪と造りあげました。

サムライの居なくなったニッポン。。。

 エエイ ヌルイッ!! (ノ`m´)ノ ~~~┻┻:・'.¨ (/o\) オ. オトーサン!!

太極武藝館はサムライをつくる道場でありたいものですナ。
 
8. Posted by taka_kasga   2017年03月24日 17:22
☆ユーカリさん

>この小説の奥深さに・・

はっはっは・・そんなに言ってもらっちゃっちゃうと、アトが困っちゃうなァ。。

 |壁|ヽ(;*´ω`)ゞ イャァ・・アセアセ

し、しかし・・・・!!

 ・・・Σ( ̄□  ̄;)・・・エッ?

「龍の道」は、果たして”小説”と言えるのか、
アレが小説のテイをナシているとでもぉ、ぅおもってるのかぁっっっっ?!
・・などという読者もイチブに居られる、とかいうウワサが。。

 ( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………

べ、べつに”小説”を書いているつもりはないので・・どう思われても構いませんが・・

  シッカリシロョ ( o´ェ`o)ノ (´_`。) グスン、ヒ・・ヒドイヨォ

ぼくがココに書き遺したいことを、一人でも解って下さる人が居れば、幸せです。はい。

  ゥゥ。・(つд`。)・。。。
 
9. Posted by taka_kasga   2017年03月24日 17:25
☆マルコビッチさん

♪ ソ、ソ、ソクラテスか、プラトンか〜
  ヴィ、ヴィ、ヴィルヌーブか、ヘレンちゃんか
  み〜んな悩んで、大きくなったぁ〜!!♫

・・ま、こんな感じで書いとるので、
こんなアホなストーリー考えつくわけですわ、はぁ。

  ((((((;=`(工)´=)σ‖ イジイジ・・・
 
10. Posted by taka_kasga   2017年03月24日 17:26
☆玄花さん

>もしや、プロの・・

そこまで読んでギクリとしましたが、
・・小説家ですか?、というところでホッとしました。

なぜなら、私はプロではなく、「ニワカ素人小説家」だからです、ハイ。


ニワカ素人小説家の悲哀。
こんな小説でも、どこかで誰かが、きっと読んでいてくれる・・

 ♪ドーコカデー ダーレカガァー 彡(-ω-;)彡 ヒュー ヒュー
  
11. Posted by taka_kasga   2017年03月24日 17:27
☆太郎冠者さん

CQCの危機講習は、多くの方々にとって有意義だったようですが、
大切なのは講習で学んだ内容ではなく、各自の危機に対する意識の積み重ねです。
危機への意識を功夫として積み上げていくことこそ、
実際の様々な危機に際して、冷静に捉え、考え、行動できるチカラが身に付きます。
それこそが、講習会開催の目的であると思いますよ。

  ファイトォー!! ┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )b イップァーツ!!
 
12. Posted by taka_kasga   2017年03月24日 17:29
☆とび猿さん

自分に何が必要であるかを再確認できることや、
自分の成長を感じられることは素晴らしいことです。

非日常の環境では、能力は否応なしに発揮されるものですが、
何の変哲もない日常では、そのリズムになって発揮され難いものです。
普段の生活の中で何ができるか、
その中で危機感を持ち続けられるか、
いや、その生活自体にこそ、危機感を持てるかどうか、
それが問われているのだと思います。

 ニッポン ゲンモン・・く( ̄Д ̄)ノガンバレーーー♪
 
13. Posted by ハイネケン   2017年03月27日 13:04
〉カバーとコンシールメント
見方を変えると構造物すら分類が変わりますね。
「基本的に自然物は人工物より硬い」と仕事で教わりました。
鉄を切る道具では石は切れず、木を「割る」のは難しく時間をかけて切るしかない。
車のボディですら厚さ0.8ミリ位ですから2センチ以上の鉄なんて日常生活の範囲ならほぼ存在しない気がします。
コンシールメントは生活範囲には余り存在しないのでしょうか?

で、ヴィルヌーヴ中佐⁈
まさか? あれ⁈ いや味方⁈
盛り上がり続けますね!
 
14. Posted by taka_kasga   2017年03月30日 22:10
☆ハイネケンさん

いらっしゃいまし。

>2センチ以上の鉄なんて・・

防火扉は厚さ8mm以上・1.5mm以下と決められていますが、
これではライフル弾は直角に中れば貫通しますね。

自衛隊員の皆さんが被っている鉄カブト(ヘルメットとは呼びません)は、かの203高地で跳弾や破片から身を守るのに帽子では防げないと痛感して以来ですが、しかし9mm拳銃弾は(直角に中らなければ)何とか防げても、やっぱりライフル弾は普通に貫通します。
まあ、気分的に無いよりはマシかな、ということで。

浅間山荘では、ジュラルミンの盾を二枚重ねにしていても弾丸が貫通しました。
それが22口径程度のピストル(ワルサーPPKなど)なら、比較的距離さえあれば、怪我はしても死ぬことはありません。ボンドさんが遠くから敵を撃ってもバタリと死んじゃうのは、やっぱり映画ならではのコトでしょうか。

>コンシールメントは生活範囲には余り存在しないのでしょうか?

コンシールメント(貫通するが敵の視界から姿を隠せる遮蔽物)は、そこら中に存在しますが、
カバー(銃弾が貫通しない遮蔽物)となると、市街地にゃコンクリート以外滅多にありません。
ナ二かの時には、コンシールメントの裏側でジッと耐えるのは、やめておきましょう。


 2番、3番っ!、右の丘、敵兵3、連射用意っ・・・撃てぇっ!!

  ε━┳(_・ε━┳(_・ε━┳(_・ε━┳(_・)ズドドドト…ヽ(・_・)
  
 

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