2014年07月15日

連載小説「龍の道」 第137回




第137回  A L A S K A (6)



 「さて、遅くならないうちに、そろそろホテルに向かわないか────────?」

 戻ってきたフィリップがそう言って、もう席に座ろうとしない。

「そうだな、すっかりお邪魔をしてしまいました。ミセス・ボルトン、ブルーベリーパイをありがとう、とても美味しかったです。ご馳走さまでした」

 宏隆が日本式にきちんとお辞儀をして、”ご馳走さまでした” と日本語で付け足した。

「まあ、日本語でお礼を言ってくれたのね?、遠くからのお客さまは大歓迎、滞在中に気が向いたらいつでも寄って下さいね」

「ありがとうございます」

「それじゃ、オレがホテルまで送って行こう────────」

 入口の傍らに、よく使い込んだ赤い大きな4WD(四輪駆動車)が駐まっている。
 紫外線が強いせいか、ほとんど赤黒く見えるほど色が褪せているが、外観は2ドアのピックアップトラックの荷台に、白い FRP(強化プラスチック)のカバーを付けたようなスタイルで、ボディに「Blazer」の文字があるので、GM(ゼネラルモーターズ)を代表する SUV(Sport Utility Vehicle=スポーツ・アクティビティ用の多目的車)、シボレー・ブレイザーだと分かる。


「・・そら、荷物をこっちへ寄越せ!」

 バリーが手を差し出してきて、ブレイザーの荷台に二人のバッグを積み込む。

「ほう、二つとも、カバンの大きさの割にはずいぶん重いな・・」

 そう言いながら、大きな手でバッグをバンバンと叩いた。

「コールドフットでただ一軒の宿屋は Slate Creek Inn(スレート・クリーク・イン)だ。ここから4マイル(約6.5km)ほど北へ走った所だ。15分もあれば着く」

「お休みの日なのに申し訳ありません。ありがとうございます」

「なぁに、これも州警察官の仕事のようなものさ。ここにはタクシーも無いからな。旅行者のお役に立てて何よりだよ」

 ブレイザーは野太い排気音を響かせて走り出した。2ドアだが6人乗りで、広々とした後部座席の横幅は、身長176センチの宏隆がそのままゴロリと横になってもまだ余りがある。日本車には、今のところこんな大きなクルマは無い。

「良いクルマですね。フロントグリルに特徴があるので、V8・5,700cc、1st Generation(第1世代)、K5(フルサイズ)のシボレー・ブレイザーですね?」

 運転席を覗き込みながら、宏隆がバリーに言った。

 後にGMは'90年代に、その名も「ユーコン・デナリ」という、アラスカの大河とマッキンリー山の名を冠した車をGMCブランドで発売しているが、そのベースとなったのが、このブレイザーである。

「ほう、お前はクルマに詳しいんだな。そのとおり、コイツは'69年製で、もう6万マイル(9万7千キロ)ほど走っている。アラスカは何処へ行くにも、クルマか飛行機しか無いからな。自然条件が厳しい所だが、コイツはよく頑張ってくれているよ」

「アメリカの車は4WDでもスプリングが柔らかいと聞きましたが、おそらくこれはスプリングやダンパー(ショックアブゾーバー)を変更して、更に悪路に強くしてあるんですね?」

「初めて乗ったクルマで、よくそんな事が分かるな・・・だがご明察だ。コイツはダンパーがヘタったのを機に足回りを強化したんだ。
 他にも色々とアラスカで生きのびるための工夫がしてある。たとえば、悪党や動物を載せるために、カーゴスペースには金網を巡らせてあるし、雪と氷に強いドイツ製のワイパーやラリー用のフォグランプ、追跡用のスポットライト、それに少しぐらいの水深なら川を渡れるように、マフラーエンドを屋根の高さまで上げてある。これで水深3フィート(1m)位まではイケる。もっとも車内は水浸しだけどな、わははは・・・」

 言われて後ろのカーゴスペースを見れば、なるほど金網が張り巡らしてあって、動物や拘束した被疑者を押送できるようになっている。辺境の駐在警察官ともなれば、自分の車をパトカー並みに改造する必要もあるのだろう。

「流石はポリス・オフィサーですね。きっと緊急用のブランケットや食料、救急用具、それに武器なども積んでいるんでしょうね・・・」

 フィリップが訊ねた。

「仕事柄、それは当たり前のことさ。地元の人間でも、冬はよくクルマがスタックして、運悪く通行止めの区間内でそれが起こると生命の危機に晒されるからな。川へ釣りに行ってもいつ熊が出るか分からない。ドライブもピクニックも命懸け、クルマに武器を積んでおくのも此処じゃ当たり前のことだよ」

「冬にまた、ここを訪れてみたいですが────────」

「ヒロタカ、やめておけ。きっとひどい目に遭うぞ、あははは・・!!」

 そんな話をしているうちに、あっという間にホテルに到着した。

「さあ着いたぞ。宿泊は向こうの建物だが、こっちのカフェにホテルのフロントがある。困ったことがあったら何でもオレに言ってくれ。力になれると思うよ」

 リアゲートを開けて、荷物を降ろしながらそう言ってくれた。

「バリー、いろいろありがとう。帰るときに、また顔を見に行きます」

「本当は、またウチのブルーベリーパイを食べたいんだろう!」

「Precisely !!(ご明察!)」

「あはははは・・・・」

 バリーが笑って走り始めたが、20メートルほど行ったところで急に停まって、

「Hey, Hiro-taka ────────!!」

 窓から手招きをするので、忘れ物でもあったかと、小走りに行ってみると、

「気をつけろよ。アイツはどこか怪しい、何か企んでいるかも知れない。少しでも気になることがあったら、カフェからオレに電話をするんだ。こんな僻地だからカフェには無線の設備もある。このカードを見せれば無線でも連絡してもらえる。分かったな・・・」

 小声でそう言って、フィリップに見えないように自分の名刺を渡す。裏には「Please contact me by radio. -BB-(無線で連絡してくれ。B.B.)」と書かれている。

「分かりました。でも、ぼくのコトは怪しくないんですか?」

「確証はないが・・まあ、長年のカンだ。多分、お前は悪いヤツじゃない」
 
 そう言ってウインクをすると、勢いよくブレイザーのアクセルを吹かして去って行った。


 コールドフットで唯一のホテル「Slate Creek Inn(スレート・クリーク・イン)」は、敷地に大型トラックやトレーラーが何台も停まっていて、イメージとしてはホテルというよりもドライブインにロッジが付随したような形式の宿泊施設に思える。
 バリーがクルマを駐めたところには丸太造りの小さなカフェがあり、その横には自動車の整備工場とガソリンスタンドが並んでいて、粗末だが星条旗を掲げた郵便局まであるし、道路を挟んだ向かい側にはバラック建ての宿泊用ロッジが見える。

 カフェは見るからに小さいが、けっこう賑わっている。この先、北極海に面したプルドーベイの町まで 246マイル(約400km)の間はサービス施設が全く無い原野が続くので、給油や休憩を取るトラックのドライバーたちが必ず立ち寄るのだろう。
 ここはアメリカ最北端のドライブインに違いない。


「My name is Kato. You have my reservation. (加藤と言います。私の予約が入っているはずですが)」

 ゴールドラッシュの頃に在ったような、木造のバーのような雰囲気に造られたカフェの扉を開けて入り、フロントと思われるカウンターでそう告げた。

「アメリカ最北のホテルへようこそ。お名前のスペルを教えて頂けますか?」

「K. A. T. O. です」

「ミスター・ケイトー・・Yes, we have your reservation.(ご予約を承っています)、三泊のご予定ですね。そちらはお連れ様ですか?」

「ケイトーではなく、カトーと読みます。エアポートから、State Trooper(州警察官)のミスター・ボルトンのお世話になり、家から送ってきて貰いました。それから、私は独り旅なので彼とはまったく関係ありません」

 見知らぬ土地で、地元でよく知られた警察官に車で送って貰ったということが、どれほど相手に安心感や信頼を与えるかは計り知れない。そして外国の旅では常に自分自身と周りに起こる物事をハッキリさせるということが必要になってくる。
 この場合では、自分の名前の正しい読み方や、一緒に来た男が連れではないと表明することで、自分の立場を曖昧にせず、ハッキリと物を言う姿勢が相手に伝わり、その結果、相手に安心感が生まれるのである。

 外国人に向かって、言葉が喋れないと言うだけでどっちつかずの曖昧な笑みを浮かべ、相手の顔も見ずに、英語でどう言えば良いかを黙って考えているような日本人をよく見かけるが、こちらは謙譲の美徳のつもりでも、海外ではそのような態度は不気味に思われるだけで何も通用しない。

「失礼しました、Mr.Kato はポリスオフィサーの B.B. (Barry Bolton)とお知り合いでしたか。それではご案内しましょう。カフェはロッジのフロントを兼ねています。道路と気象状況のインフォメーション、飛行機の予約、電話の取り次ぎもできます。
 カフェは24時間営業で、いつでも温かい食べ物を提供できますが、ドライブインを兼ねているので酒類の持ち出しは出来ません。部屋は全室がツインのタイプでバスルームが付いています。部屋に電話は無いので、ロッジの入口にある Pay Phone(公衆電話)を使ってください。電話にコインは使えません。クレジットカードかコーリングカードをご利用下さい。ルームサービスは無いので、夕食はこのカフェでどうぞ。予約は必要ありません。
 以上です、何かご質問は────────?」

「取り敢えず三泊と予約しましたが、都合で延長しても大丈夫ですか?」

「結構ですよ。変更があれば早めにお申し出下さい。ちょっと天気が崩れてきましたが、きっと三日もあれば綺麗なオーロラを観ることができますよ!」

「ありがとう────────────」

「ワォ、日本人なのに・・キミはスゴイなぁ!」

 そのまま部屋に向かおうとする宏隆を、フィリップが呼び止めた。

「え・・なんのこと?」

「今チェックインで、You have my reservation.(予約がある筈だけど)と言ったよね。普通は I'd like to check in. とか、I have a reservation.(予約をした者ですが)というのが一般的なのに、若いアジア人にそんな威厳のある言い方ができるのはスゴイって思ったんだよ。恐らくそれはキミが上流家庭で育ったからかな。若いのに堂々としているし、きっと執事や使用人の居る邸宅で優雅に育った人間に違いない・・・」

 確かに、宏隆のその表現は、日本人にしてみれば、ちょっと威圧的で上から言っているような感じがする。こんな言い方をする人は欧米にも滅多に居ないので、有色人種から堂々とこう告げられると、一流ホテルのフロントマンでも少々ドギマギするかも知れない。

「あはは、そんな風に見えるかい? さっきの言い方は単なる父親の口真似だけどね」

「それじゃ、きっとヒロタカのお父さんは上流階級の人間なんだね」

「上流階級と言うよりは、サムライの方が近いかも知れないな・・」

「Oh、サムライ────────────?」

「それより、君も早くチェックインを済ませた方が良い。何しろ、250マイル(400km)四方は見渡すかぎりの原生林だ。もし此処に泊まれないとなると、今夜は森の中で野宿をするしかない」

「ヒロタカ・・ものは相談だけど、ここのホテルは全室ツインだから、いっそ同じ部屋に泊まって料金をシェアし合うっていうのはどうだい?、経費が半分節約になるし」

「折角だけど、ウチのファミリーは兄弟でも別々の部屋で寝るのがポリシーなんだ。何しろ上流家庭だからね、君も独りでゆっくりするといい・・・それじゃ、良い旅行を!」

 あっさりそう言うと、バッグを担いでさっさと部屋に向かって行く。
 宏隆の冗談が分かったかどうか、フィリップは呆気にとられたような顔をして、ロビーの真ん中で突っ立っている。

 今は上手く躱(かわ)したが、フィリップが宏隆のことをつぶさに観察し、それがことごとく的を得ているばかりか、こんな具合に執拗に付きまとってくることが気になる。
 アイツはどこか怪しい、とバリーが言った事と併せて、もう少し気を引き締めなくてはいけないと、宏隆は思った。



 夕方になると、けっこう肌寒く感じられる。
 気温を見ると摂氏4度で、だんだん此処が北極圏だという実感が出てくる。
 コールドフットでは夜の10時を過ぎても日が沈まないが、雨で厚い雲が掛かった空のおかげで、少しは夜らしい雰囲気がある。

 日課である様々なトレーニングと、王老師に教わった特別な訓練法、そして小架の套路を練習してからシャワーを浴び、夕食を摂りにカフェに行く。
 カフェはロッジを出て道の向こうにある。途中には外灯が一つも無いが、8時を過ぎてもまだ十分明るいので、フラッシュライトを持つ必要もない。

 カフェには Coldfoot Camp Trucker's Cafe(トラック運転手のカフェ)という名前が付いていて、メニューの黒板には凍り付いた靴下(Coldfoot)のイラストがユーモラスに描かれている。
 メニューは数種類しかない。文字だけを見て何の気なしに「トラッカーズ・スペシャル」というのを注文したが、出てきたその量に驚かされて、しばし呆然とした。
 まず、添えられた目玉焼きが小さく見えるような大量のホワイトソースのビーフシチューが載った大皿と、その横に山のように盛られたフレンチフライドポテト、別の中皿には具がたっぷりのチリコンカンがあり、加えて別の中皿には、子供用のドッヂボールのような大きさのバンズに、ビーフステーキかと思えるほどの大型のパティを夾んだものがデーンと出てくる。大皿などは中華料理なら四人前を載せてくるような大きさなのである。
 流石の宏隆もこれには参ってしまい、ウエイトレスにハンバーガーは部屋に持ち帰ると告げると、そこらの新聞紙を持ってきてガサガサッとラフに包み、ニコリと愛想笑いをした。


 その夜、コールドフットは冷たい雨になった。

 珈琲を持って部屋に戻り、夕食を少しでも消化させようとベッドにゴロリと横になる。
 ホッとして昼間の疲れが出たのか、宏隆はいつの間にか心地よさそうに微睡(まどろ)んでいった。
 
 どのくらい時間が経ったのか・・・ふと、外の騒がしさに目を覚ました。
 外の廊下を、ドタバタと慌ただしく走り回っている音がする。
 時計を見ると、夜中の1時を少し回った所を指している。さすがに窓の外は暗い。

「何かあったのかな?─────────────────」

 起き上がって、ドアを開けて外の様子を見ようとすると、いきなり誰かが強烈なライトを宏隆の顔に向けて照らした。

「うっ・・誰だっ、何をする──────────────!!」

 手で光を遮りながら、そう叫んで、身構えた。


                                (つづく)





                                   
【 Coldfoot Airport(コールドフット・エアポート)】

 写真では短く見えるが、滑走路の長さは4,000m以上ある。
 右側は石油のパイプライン。

        



【 Coldfoot Camp・Slate Creek Inn 】

 コールドフットで唯一のホテル、スレート・クリーク・イン。

        



【 トラッカーズ・カフェの隣にある郵便局 】
       




  *次回、連載小説「龍の道」 第138回の掲載は、8月1日(金)の予定です

taka_kasuga at 21:26コメント(18)連載小説:龍の道 | *第131回 〜 第140回 

コメント一覧

1. Posted by まっつ   2014年07月16日 23:04
ドライブもピクニックも命懸け、
とは、当に生きる力が試される土地ですね。
日常の足もタフな4WDである事は納得です。

タフな車といえば、戦地や危険地帯では、
トヨタのランクルやハイラックスの評価が高いらしく、
良く走って、整備不足でも壊れない堅牢性が人気なのだとか。
こんな所で日本車の実力が証明されるとは、
少し複雑でもあります。

宏隆君には厳つい4WDも似合いそうですね。
 
2. Posted by 太郎冠者   2014年07月19日 00:57
>こちらは謙譲の美徳のつもりでも、海外ではそのような態度は不気味に思われるだけで何も通用しない
確かに、と思って笑ってしまいました。

共通の文化基盤を持った国内なら、そういった態度も理解されるのでしょうけれど、
郷に入っては郷に従えで、そちらのやり方も理解して、実践できるのが本物の、一流の人間ですよね。

十代の若者ながらそれを自然と身につけている宏隆くん、本当にすごいです。
僕だったら、不気味に微笑んでるかもしれません・・・。

今回、車で走ってホテルにチェックインしてる、ただそれだけの場面なのに、
緻密な描写でその風景が目に浮かぶようで、なんだか旅に出たくなってしまいますね!
 
3. Posted by MIB(▼_▼¬   2014年07月19日 11:29
You have my reservation. というのは堂々としていていいですね。機会があったら今度使ってみたいです。でも安宿でやってもえらそうな奴と思われるだけでしょうか・・・。

フィリップは相変わらずですが、これも彼なりの戦い方というか、距離の測り方なんですかね。観察しているぞと相手にわざわざ知らせて反応を見ているようにも思えます。あるいは、普通の人だったらそれで仲良くなれたのかも知れません。
周りへの対処の仕方は三者三様ですが、それぞれに戦略があるようですね。
 
4. Posted by とび猿   2014年07月19日 12:39
宏隆君にしろ、バリーにしろ、常に身近に危険を感じている人の心構えと備えは違いますね。
また、どこへ行っても変わらない、宏隆君の毅然とした態度と受け応えは凄いと思います。
このような立派な軸がバリーにも伝わるのでしょうか。

さて、宏隆君の行くところ、いつも何かトラブルが起こるようですね。
今度は何が起き、どう切り抜けるのでしょうか。
 
5. Posted by マルコビッチ   2014年07月20日 02:16
好奇心旺盛な宏隆くんはクルマにも詳しいんですね ‼
しかも神戸の街では乗らないような4WD・・・さすが男の子ですねぇ。
昔、パジェロV6を運転してたとき、小学生に「後ろから見ると頭も見えない!」と、めちゃくちゃ笑われましたが、他のクルマを見下ろすように高いので、視界が広くて気持ちよく、運転しやすかったです。また乗りたい!

>外国の旅では常に自分自身と周りに起こる物事をハッキリさせるということが必要になってくる。
私は、外国を一人で旅したことはないですが、これはとても大切なことだと思います。
この事の根本は、やはり自分の考えや態度が明確であって、思慮深くあることだと思うので、ある意味、日常生活の中でも必要かなと思いました。

思慮深い宏隆くんでも、”スペシャル” と言う言葉には弱いのでしょうか・・・それとも食いしん坊だからでしょうか・・!? (^。^)
 
6. Posted by 円山玄花   2014年07月20日 11:45
不慣れな土地で見知らぬ人に興味を持たれることは、特にその人の意図が分からない場合は決して良い気持ちはしませんね。何ごとも経験なのでしょうけれども。

それにしても、宏隆くんらしくもなく不用意にドアを開けてしまうなんて。
すぐに身構えるところはさすがですが、いつもこう、しっかりしているようで危なっかしいところがハラハラさせられます。

完璧な人間はいないというところから始まっていて、様々な難関を切り抜けながら学び成長していく主人公の様子に、共感を覚えますし励まされもしています。
次回も楽しみにしています。
 
7. Posted by ユーカリ   2014年07月20日 22:48
フィリップの、言動の端々に滲み出る怪しさは、一体何なのでしょう?
>「折角だけど…」
と言われたフィリップの呆気にとられた様子が目に浮かぶようです。

宏隆君のどんな所でも、どんな人と相対した時でも、揺るぎない凛とした態度は、とても十代の若者とは思えません。

コールドフットのエアポート、クリーク・インの写真から、本当に広大で何もない様子が伺えます。真冬は本当に、心細いだろうと思います。
そこに暮らす人々にとっては、それが、当たり前の状況でしょうけれど、B.Bの四駆然り、様々な工夫や、心構えが必要な生活の中で養われる、生きる軸は、強くしなやかなのだろうと思います。
 
8. Posted by タイ爺   2014年07月24日 16:10
知らぬ土地で人との距離感は難しいですね。
北海道も大型RV車は随分と減りました。特に札幌は見かけることがありません。
しかし冬に遠出するときは無性に欲しくなります。あの運転席の高さが地吹雪の時に視界が良いんです。

トラッカーズ・カフェ、映画でたまに見かけますが一度は入ってみたいですね。
 
9. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:27
☆まっつさん

>命懸け

その言葉自体が死語となりつつある今の時代には、
「命懸けで何かを追い求める」ような人が、果たしてどれほど存在するでしょうか。
太極拳の真実を理解するためなら生命を賭しても良い、と思えるような人なら、
どこで何をやっても高い成果を出せるのでしょうが、
今どきの、高度経済成長時代の寵児たちの価値観は、
物事を「ほどほどに」上手くやって、「それなりに」成果が出れば満足のようです。
嗚呼・・・

>少し複雑でもあります

科学技術の進歩の多くは戦争のために生まれたものですが、
だからと言って、戦争が無ければ科学が進歩しないという訳ではないですね。
戦争によって科学が著しく進歩するのは、
国家予算により優れた科学者や技術者を総動員できるからです。
「科学」は常に諸刃の剣、人を殺すにも活かすにも使えるという事だと思います。

ランドクルーザーは、同じ車名で生産され続ける車としては最も長い歴史を誇る自動車で、
あのクラウンよりも歴史が古い、日本が世界に誇れる4WDです。
私もショートタイプのBJ40と、ステーションワゴンの60を乗り継ぎましたが、
一度も壊れたことがなく、世界から信頼が集まるのも当然だと思います。
 
10. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:28
☆太郎冠者さん

>郷に入っては郷に従え

それは確かにそうですが、
かと言って、自国の文化を卑下したり否定する必要はありませんね。
よく海外ツウを気取って、日本文化を否定して欧米の習慣に阿ることを良しとするような輩が居ますが、自国の文化に誇りを持てる事こそ、異文化を尊重できることであると思います。

>車で走ってチェックインしてるだけの場面なのに

まあ、忙しくて新しいストーリー展開ができない時には、
そんな風に誤魔化すしか無いダニ・・・(^_^;)
 
11. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:29
☆MIB(▼_▼¬  さん

>You have my reservation

安宿では、「MIBだが、窓のある部屋にしてくれ・・」で良いと思いますね。(笑)

個人的に好きな、シドニーやパリのパークハイアットとか、
お城のようなチューリッヒのドルダーグランド、
それから、ドバイのアルマーニ(Mi:4で使われたヤツ)なんかに泊まる時には、
もちろん葉巻をくわえながら、
「あー、You have my reservation だがね・・」と言います。(^_^)v
 
12. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:29
☆とび猿さん

日頃から「心構え」を持っている人だから、危険や危機を感じられるわけで、
それらを感知できないのは、「心構え」が無い人だという事が出来ます。
別に、「〇〇に対する心構え」がある、ということではなく、
単に「生きること」への心構えが有るか無いかの違いだと思います。

宏隆くんの行くところ、常にトラブルが付き纏い、彼を苦しめるのは、
天が彼に何かを与えようとしている故でしょうか。
可もなく不可もなく、平々凡々で、まぁそこそこ、ほどほどに送る人生には、
たとえ安全や平和が保障されても、無味乾燥で、感動も情熱も必要なく、
何かを追求することの至福や、その中での悦楽を味わうことも有り得ません。

「本物」の追求には、艱難辛苦は付きものである、ということ。
そのことをきちんと教えられる人も、それを受け取って認識できる人も、
昨今ではめっきり少なくなりました。
 
13. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:29
☆マルコビッチさん

>神戸の街では乗らないような4WD

ここに登場するような四駆は、滅多にミナトKOBEではお目に掛かりませんが、
ボルボのXC90や、エリザベス女王愛用のレンジローバーのように、
神戸の街にとても似合う、エレガントでエキゾチックな4WDもあります。

>それとも食いしん坊だからでしょうか・・

宏隆くんは、スペシャルという言葉に惑わされることはありません。
ただひたすら、お腹が減っていたのだと思います。(笑)
 
14. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:30
☆玄花さん

慎重で思慮深く、とてもセンシティブな人でも、
ついウッカリということは、よくありますね。
100%完璧な人間というのは有り得ず、
あの超A級スナイパーのゴルゴ13も、狙撃失敗率が0.27%あります。(^_^;)

まあ、マンガですから奇跡のような仕事達成率も笑って済ませられますが、
イチローは過去最高でも38.5%。ホームラン王・王貞治の生涯打率は31%でした。
数々のエピソードと名勝負を遺したモハメド・アリは、
負けても雪辱戦をやって勝ってしまう根性がスゴイので仕事達成率は高いと言えます。
ヒクソン・グレイシーの400戦無敗は、やっぱりスゴイですね。
 
15. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:30
☆ユーカリさん

>工夫や心構えが・・・

その工夫や心構えが不要となることが平和や進歩なのだと勘違いした戦後の日本人は、
自国の島を韓国に占拠されても、自国の領海や領空を中国に侵犯されても、
事実無根の慰安婦問題や大虐殺を声高に叫ばれても、
つい最近まで、何も言えずに黙ったままでした。

これからの日本と、日本人が、かつての優れた日本民族を遥かに超えるような在り方を学び、
本当の意味で独立国となることを願って止みません。
 
16. Posted by 春日敬之   2014年07月24日 17:31
☆タイ爺さん

僕は、かつて大型の四駆で北海道を方々巡ったことがあります。
その頃は、そこら中でそんな車を見かけたものですが。
地吹雪にも、何度も見舞われたことがあります。
アフリカやオーストラリアの砂漠では、ひどい砂嵐に見舞われましたが、
そんな時、デカい四駆はとても心強いものですね。
アルファから浮気するわけではありませんが、また厳つい四駆にでも乗ろうかな・・・

トラッカーズ・カフェは、何処の国でも、入ったら驚くような店ばかりです。
何に驚くかは、人それぞれ。
まあ、体験してみるしかありませんが。(^_^;)
 
17. Posted by bamboo   2014年07月27日 08:40
ブレイザーを少し検索してみましたが、カッコイイですねぇ…!!有難い(そして悲しい)ことにわたしの軽と価格が変わらない(笑)
振り返ってみると、龍の道でご紹介いただいた道具や食べ物のように良い物に囲まれながら暮らしていると、気がついたら自身も大きく変わっていたような気もいたします。珈琲をゴリゴリ挽くのもなんだか朝の儀式みたいになっておりますが、数年前では手間としか考えられなかったと思います。ブレイザー…面白そうですね…
 
18. Posted by 春日敬之   2014年10月14日 17:04
☆ bamboo さん

申し訳ありません。
事務局よりご指摘があり、bamboo さんのコメントを見逃していたことに気付きました。
たいへん失礼を致しました。

ちょっとした手間を惜しまなければ、人生が豊かになることは多いですね。
何でも便利になった世の中ですが、クルマのシフトがマニュアルになるだけでも、
そしてそれがもしアルファなら尚のこと、人生がひっくり返るほどの感動が訪れるはずです。

ぼくはパリの街を下駄で歩いたコトがありますが、
シャンゼリゼやエッフェル塔が、それ迄とはずいぶん違って見えたものです。
下駄を持っていって良かったと、その時は思いました。
 

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