2013年12月01日

連載小説「龍の道」 第123回




第123回  T E R R O R (4)


 室外(そと)は催涙ガスが充満していて、おいそれとは出て行けない。
 ゴーグルもマスクも無い状態では、たとえ息を止めて出たところで、目を瞑(つぶ)って手探りで動くしかない。そうなったら敵の思う壺であり、これ幸いとばかりに狙い撃ちにされるに決まっている。

「備えよ常に、とはよく言ったもんですね。こんな時こそゴーグルやマスクが必要なのに、イザという時に何の用意もないなんて────────」

 ぽつりと、悔しそうに宏隆が言う。

「いつも完全装備でいることなんか不可能よ。まして今回は、予めプランニングされたミッションじゃないからね。普段は最低限の装備だけど、たとえ何が起っても、それを的確に切り抜けて行けるのがプロってものよ!」

「無線はどうなんですか?、宗少尉も高山さんも無線を持っているのに、さっきからちっとも通信をしていないですが・・」

「妨害電波が出されているのよ。敵もなかなか用意周到ね────────」

「おいおい、新人教育も良いけれど早いところ何とかしようぜ。外には出られないし、仲間と連絡も取れない。この部屋にエスケイプしていることが分かったら、榴弾(りゅうだん)を放り込まれて一巻の終わりだよ。ここは君らのホームタウンだろ、何かこのピンチを切り抜ける手立ては無いのかい?」

 妙に暢気そうな二人の会話に、高山が少し苛(いら)立ってきた。

「無いワケじゃないけど、まあ、あなた次第ね・・・」

「思わせぶりだな。どういう意味だい、それは?」

「ぼくが言いましょう────────────」

「ダメよ、軽々しく喋っちゃ。よく考えなきゃ!」

「いや、もう考えている時間がありません。これで煙が薄くなったら、敵が突入してくる。高山さんの言うように、ここにグレネード(手榴弾やガス弾など、小型の榴弾)でも放り込まれたら万事休すです。そうなる前に手を打たないと────────」

「ヒロタカ・・・!!」

「いいですか、この店には僕たちの基地に通じる秘密の通路がある。この部屋には無いけれど、ここを出て11時の方向に5メートルほど行けば、床に地下へ降りる扉がある。そこまで何とか切り抜けられればいい」

「ほう、君はなかなか決断力があるようだ。やっぱり、この地下には基地があったんだな。玄洋會が敵ではないことが分かって以来、我々もそれ以上は調べなかったんだが・・それで君らも落ち着いていられたのか」

「秘密を明かす以上は────────高山さん、分かっているでしょうね?!」

 宗少尉が怖い顔をして言った。

「分かってるよ。反対の立場ならオレも同じことを言うさ。協力してピンチを切り抜けるんだから、基地のことは外事には秘密にしておく。約束するよ」

「この際だから一応信用してあげるけど、約束を破ったら覚悟してもらうわよ」

「ほう、何の覚悟をしろと言うんだい?」

 宗少尉の言い方がちょっとカンに障ったのか、ギラリと高山の目が光ったが、

「知りたければ、教えてあげてもいいわよ!!」

 宗少尉も、負けてはいない。

「おう、上等じゃねえか。今ここで教えてもらおうか!」

「そんなコト言っている場合じゃないでしょ。大人げないんだから、もう!、後でやってくださいよ、あとで────────さ、宗少尉、高山さんも、急ぎましょう!!」

 宏隆が割って入って、たしなめる。
 無論、二人とも本気でケンカ腰になっている訳ではない。さっき高山が ”わざと捕まってやった” と言って以来、宗少尉が気分を損ねているのだ。
 高山もそれを分かっているので、程ほどに調子を合わせているに過ぎなかった。

「よし、ガスが充満している間に床を這って地下の入口まで行くよ。みんな、そこにハンカチを出して!!」

 宏隆はバンダナを、高山は大判のハンカチをポケットから取り出し、テーブルに置く。
 宗少尉が冷蔵庫から麦茶を取り出し、ザバザバと二人のハンカチにかけて濡らし、自分のスカーフにもかけた。

「なるほど、即席の防護マスク、ってわけですね?」

 宏隆はどこへ行くにも常に大判のバンダナを持ち歩いている。こんな仕事に就く人は大抵は大きなハンカチやタオルを持ち歩いているものだ。いざという時には、こんな具合にマスクにも帽子にもスカーフにもなるし、泥水を濾過したり止血帯にも使える、たいへん重宝な布なのである。
 そういえば、映画「亡国のイージス(2005年)」では、主人公の真田広之扮する仙石先任伍長はじめ、登場する海上自衛官たちが日本手拭をきちんと畳んでベルトに挟んでいた。 
 軍人のたしなみであろうし、伝統的な日本手拭は、何にでも使える優れた装備であることが分かる。


「──────そういうコト。分かってるじゃないの、ヒロタカ」

「ボーイスカウトで教わりました」

「ただし、クチにじゃなくて眼に当てるのよ、アイマスクとして」

「え?・・じゃ、呼吸はどうするんですか?」

「HV(エイチブイ)で────────────」

「あ、そうか。なるほど」

「こんな物くらいでは、催涙ガスの中で呼吸ができないからね」

「眼は守れるんですか?」

「いいえ。眼球や目の粘膜にガスの粒子が付着しにくくなるので、外してすぐに行動ができるだけのことよ」

「やれやれ、気が抜けるなあ。姉弟(きょうだい)漫才はそのぐらいにして、急ごうや!」

「ヒロタカ、ここからは実戦よ。銃を確認して!」

「もう疾(と)っくに準備してます」

「高校生のクセに、ベレッタとは恐れ入るぜ・・マグ(弾倉)は?」

「装弾済みの全15発だけ、予備はありません。高山さんは?」

「こいつ(ワルサーPPK)は僅かにその半分だ。オレも予備はない。ソトゴト(外事警察)が突撃急襲なんて事は滅多にないからな。他に武器は?」

「小型のグレネードがあるけど、こんなものを使ったらポリスが来て大ゴトになるからね。それこそ基地の存在までバレてしまう・・ま、銃とナイフがあれば充分よ」

「宗少尉、この店の主人(あるじ)は無事でしょうか?」

「あの女(ひと)なら大丈夫よ。訓練を受けているし、こんなコトには慣れているから。
それに、今ごろはもう地下で次の手を打っているはずよ」

「それじゃ、行くか────────────」

 ジャキーン、とワルサーPPKのチェンバーに弾丸を送り出しながら、高山が言った。

 チェンバーとは銃の薬室(弾倉から銃身に銃弾が送り出される所)のことで、オートマチックの拳銃は、この操作をしないと初弾が撃てない。銃弾を撃つと次の弾丸がチェンバーに装填されるが、訓練などで途中で射撃を終了する場合には、事故防止のためにチェンバーの弾丸を抜いてから銃を収納する。

 弾丸の自動装填の仕組みは、事務用品のホチキスと同じ構造だと思えば分かりやすい。
 ご存知のように、ホチキスは針が幾つもまとまってカートリッジになっており、針を使うたびに、本体のバネによって次の針が定位置に送り出されるようになっている。
 オートマチック銃の弾丸装填も、基本はそれと同じ仕組みなのである。

 余談だが、そのホチキスが、まさに機関銃の弾丸の自動装填機構を元にして作られた事務用品であるという、もっともらしい説があるから面白い。

 ホチキス(Hotchkiss)とは、1900年代前半に兵器や自動車を製造したフランスのメーカーの名であり、創業者のベンジャミン・ホチキスはアメリカで生まれフランスに移住し、パリ近郊で軍需物質の工場を経営し、軽戦車から大砲まで様々な兵器を製造し、世界初の「ガス圧作動方式」による重機関銃を発明した人物として有名である。
 この機関銃は、旧日本軍が「保式機関砲」と呼んでライセンス生産し、実際に日露戦争でも使われ、その後日本製の全ての歩兵用重機関銃にホチキスの機構が受け継がれた。

 その機関銃の機構と、書類をまとめるホチキスの機構がよく似ているので、事務用品のホチキスもベンジャミン・ホチキスその人が発明し、ホチキス社は彼の弟が創ったという説が生まれたらしい。真偽のほどは定かではないが、そんな説が存在するほど、弾丸を自動的に銃身に送るシステムがユニークだったと言うことなのだろう。

 ホチキス(仏語読みでオチキス)のエンブレムは大砲の砲身が交差した堂々たるデザインで、オチキス製の自動車のフロントグリルには、そのエンブレムが輝いている。


「アイマスクを装着。HVを開始───────────────」

 宗少尉がイニシアティブを取って言う。
 秘密結社と公安外事警察という奇妙な取り合わせではあるが、全員がフーッ、フーッ、フーッと、速いテンポで深呼吸を始めた。

 これはHV(ハイパーベンチレーション=過呼吸)と呼ばれるテクニックで、深く速い呼吸を繰り返すと、血液中の二酸化炭素濃度が低下し、酸素濃度が上昇して息を長く止めていることができる。
 主にスキンダイビングの直前に行われるものだが、限度を超えるとBO(Blackout=意識消失や記憶喪失など)を引き起こす危険がある。
 火災で煙に巻かれたり、このように催涙ガスの中を息を止めて動かなくてはならない場合には大変有効な方法だが、目的が潜水であれ、このようなタクティクスであれ、過剰な用い方を避け、プロに就いて正しい訓練をしなければならないのは言うまでもない。

 
「行くわよ────────────!!」

 宗少尉が先頭をきってドアを開けた。

 室外(そと)は静まりかえっていて、敵からは何の反応もない。
 敵が誰であるのか、まだ確定はされていない。恐らく祥龍菜館を爆破した連中に違いないが、幸いドアを開けた途端にそこを目がけて銃を乱射してくるようなことは無いらしい。

 催涙ガスの煙は、なかなか引いてはいかない。
 敵の手によって、表通りの入口や裏口を閉められているのかも知れない。


 ひと口に催涙ガスと言っても、実際には用途に応じて多くの種類がある。いずれも非致死性とは言え、もし煙の中でゴーグル無しで目を開ければ、涙が止まらなくなって視界が全く失われ、息を吸い込んだら激しく咳き込み、嘔吐するのは避けられない。

 その催涙ガスの真っ只中に出てきた三人は、ピタリと、まるで蜘蛛のように床を這って、スルスルと11時の方向に進んで行く。軍隊で言う「匍匐(ほふく)前進」である。

 因みに、どのような煙でも、床スレスレまで這って来ることはあまり無い。気密性の高い部屋ならともかく、普通の建物なら空気の流れもあり、必ず何処かに煙の少ないスポットができるものだ。また、床と壁がつくるL字形のコーナーにも煙が満たされにくい。

 火災で煙に巻かれてしまう時は、焦って立ったまま右往左往した結果、燃焼に伴う酸素不足と高熱で思考力や判断力を奪われ、煙に含まれるガスを吸い込み、中毒や窒息によって死に至る。
 火災時の煙は熱せられて空気より軽くなる。上昇した煙は天井に届くと横に広がり、煙の量が増えると床の近くまで降りてくる。廊下などで水平に広がった煙は火元から遠ざかるほど冷却され、重くなって下降してくる。
 煙の速さは通常、水平方向へは秒速0.3〜0.8m(ほぼ人の歩く速さ)、垂直方向へは秒速3〜5m(低速〜中速のジョギング)程度になる。普通の人は火災などで煙が充満すると、たとえ住み慣れた自宅や職場でも視界や方向感覚が失われてしまい、何処へ逃げれば良いのかが判らなくなってしまう。

 軍隊では催涙弾を実際に体験させられるし、大概の特殊部隊ではアイマスクを装着したまま食事や細かい作業、格闘訓練などをやらされ、或いはまた、光の無い真暗闇の部屋で自分の置かれた状況を判断し、様々な情報を収集する訓練が行われる。
 いずれにしても、どのような場所、如何なる場合にも、自分がパニックに陥ること無く、冷静に行動ができるように訓練を重ねていくのである。

 催涙ガスは火災の煙とは異なり、爆発によりあっという間に付近に煙が満ちてしまうが、このように長く息を止め、眼に濡らしたハンカチを巻き付け、床を蜘蛛のように這って逃れれば、その危険な煙もあまり役には立たなくなる。

 だが、もしこれが閃光弾・スタングレネード(Stun-Grenade=気絶用の擲弾)であったならば、三人は直ちに捕らえられていたに違いない。単純な催涙ガスであったことが宏隆たちに幸いしたのである。


 三人は、わずか十数秒ほどで秘密の入り口に辿り着き、宗少尉が手探りで壁際の床の絨毯を外し、音を立てぬよう、ゆっくりと床の扉を開けた。
 扉は二重になっている。蓋のように開いた床の下には僅かな空間があって、さらにスライドして開く鉄の扉がある。宗少尉がそれをコン、ココン、コンと独特のリズムで叩くと、

「ニータ、そろそろ来ると思った。待っていたよ!」

 下から、女主人・林(リン)さんの声がして、扉が開いた。
 目隠しをしているから何も見えないし、息を止めているので喋れもしないが、リンさんの声が籠もっているので、ガスマスクを着けているのが分かる。

「さ、こっちへ─────────────」

 リンさんが宗少尉の手を引いて地下へ誘(いざな)おうとしたが、宗少尉はそれを手で制して、まず宏隆の手を引っ張って先に入るように合図した。
 一瞬、宏隆は戸惑ったが、一刻を争うのでそれに従うしかない。続いて高山警部補も同じように誘導されて、手探りでそこに入る。

 扉の下はかなり急な傾斜で、3メートルほどの軽いアルミの階段が取付けられている。
いざという時には女手でもすぐにこれを外し、外部からの敵を遮断できるようになっているのだと思える。


 階下にはもちろんガスの煙は無い。リンさんにもう安全だと告げられて、二人はようやくこらえていた息を吸い込み、濡らした目隠しを取った。

 だが、宗少尉が従いて来ていない。

「宗少尉は?───────なぜ降りてこない!?」

 階段を見上げたが、入口の扉が閉まっている。

「くっ、何かあったな!、もう息を止めていられる限界が来る──────────」

 普通の人間が息を止めていられる時間は、せいぜい1分ほどであろう。
 シンクロナイズド・スイミングの選手は3分間も息を止めていられるというが、米海軍のNAVY SEALS など特殊な訓練を積んだ者たちも、同様に3分間ほどは息を止めていられるという。
 宏隆はそんな訓練をしていないが、素潜りで2分ほどは潜っていられる。まして宗少尉なら、きっとそのような訓練を積んできているに違いない。しかしその時間も、そろそろリミットになる頃だった。

「林小姐(リンさん)、ガスマスクは?!」

「はい、三人分用意してあるネ!」

 階上(うえ)から、ドタバタと人が入り乱れる足音が聞こえてくる。

「高山さん、行くぞっ────────!!」

「おうっ・・・!」

 素早くマスクを装着すると右手に銃を持ち、腰に宗少尉のマスクを挟んで、急いで階段を駆け上がる。高山も銃を手に取った。

 その勢いならば、普通は頭上の出入り口を力一杯はね除(の)けて、一気にさっきの場所に飛び出すところなのだろうが、宏隆は敢えてそうはしない。わずかに2センチほど扉を持ち上げ、そっと外の様子を窺おうとしたが────────

「あっ・・!!」

 2人の男が宗少尉を囲み、襲いかかっている。

 敵はガスマスクを着けている。無論、宗少尉は息を止めたままのはずで、目隠しも付けたままである。しかしそんな不利な状況にも関わらず、背後から来た敵を掃腿で宙に舞わして転がし、もう一人の相手が殴りかかってきたのを何とか捌いて躱(かわ)している。

「バァーンッッ───────────!!」
 
 その光景を目にした瞬間、扉を吹っ飛ばすような勢いで、宏隆がヒラリと階上(うえ)に躍り出た。



                                (つづく)




  *次回、連載小説「龍の道」 第124回の掲載は、12月15日(日)の予定です

noriko630 at 18:15コメント(14)連載小説:龍の道 | *第121回 〜 第130回 

コメント一覧

1. Posted by まっつ   2013年12月02日 22:48
リアルの戦場の複雑さが垣間見られる展開だと感じました。

実際に肉弾相撃つまでに、
戦略を策定し、準備を行い、情報を集め、環境を制し、
有利な戦場を作ってから戦端を開く事の重要性が理解できます。

残念ながら現状は敵方が優勢なようではありますが・・・
ターニングポイントを経て劣勢を挽回できるのか?
次回が楽しみです。
 
2. Posted by マルコビッチ   2013年12月03日 14:24
またしてもスリリングな内容に引き込まれます。
危機を脱するための方法は、その時の状況によって素早く判断されねばならないので、豊富な知識、最低限の準備、日頃の訓練が必要なのですね。
バンダナやスカーフなど、いろいろ使えそうですし、普段の持ち物や格好もちょっと意識を持って見直してみようと思いました。

地下の基地に降りる際、宋少尉が宏隆君と高山警部補を先に誘導するあたり、自分の立場をしっかり自覚しているからこその行動にさすがだと思いました。
その後も、息を止め、目隠しをしている状態で、背後から来た相手を掃腿で宙に舞わしてしまうなんてすごい!!
どうか無事にこの危機を脱することが出来ますように!!
 
3. Posted by 円山玄花   2013年12月03日 17:24
テロでも災害でも、いつも突然に襲いかかってくるものですね。
そのような生命の危機に対して必要なことは、装備の充実ではなく、どのような状況でも
切り抜けられる柔軟な発想と考え方、そして行動力であるとつくづく思います。
そしてそれらを養うためには、日々の心構えと訓練が欠かせないのですね。

宏隆くんの次の行動が気になります。
次回も楽しみにしています。
 
4. Posted by 太郎冠者   2013年12月04日 22:35
今回も、勉強になります。

戦闘に限らず、災害などの緊急事態にあっても、
正しい知識と正しい訓練が、生死をわけることになるのですね。

普段何気なく身につけているようなものでも、
身を守る有効な道具にもなるし、武器にもなる。

逆に、本物の武器を持っていたとしても、使えなければ無用の長物であるばかりか、
自分や他人を危険にさらすばかりで、意味がない。
稽古していることを無駄にしないためには、心構えと意識の持ち方しかないのだろうなぁ、と感じます。

備えよ常に!
 
5. Posted by とび猿   2013年12月04日 23:39
装備はとても大切でしょうが、確かにいつも身に着けていられるわけではなですね。
東日本大震災の時にも思いましたが、日頃身に着けるものに気を配り、
状況に応じて物を使えるか、また豊かな発想を持てるかといった日頃の心掛け次第で
随分と変わってくると思います。
そして、間違いは許されず、熟考もできないこのような状況の中で、ベストな判断をし、
行動をすることは、その人間の質と実力が試されることであると思います。
続きがとても気になります。

6. Posted by ユーカリ   2013年12月05日 04:28
宏隆君、この後どんな展開になるのでしょう?
次回も楽しみです!

非常事態の中で、三人のやり取りが常に冷静で、お互いがぶつかることなく、相手の気持ちや状況を踏まえて、とても円滑だと感じます。
どこに潜んでいるかもわからない敵を相手に、ほんの一瞬でも「自分がこうしたい」というものが挟まれたならば、やられてしまう状況。
今更ながら、自我が強いことが、いかに自分の視野を
狭め、感覚を鈍らせてしまうか、危険なことなのかを痛感します。

煙にも広がってゆく速さがあり、それが、水平方向と垂直方向によっても、温度によっても違うのですね。
それは、煙が「こうしたいから」と動くものではなく、法則によってそうなるのであり、それを無理やりどうこうできるものではなく、無視することもできない。
自分にも、その法則は働いていることを感じ、大切にしたいと思います。
 
7. Posted by bamboo   2013年12月05日 21:55
本物の下でのみ、本物を学べる。当たり前のことですが、学ぶ側も本物であること。とっさに出るのは自分が学べたことのみである以上、何か大切なことを学ぶなら…いえ、学ぶことの影響が大切なら、よくよく注意するのが善いですね…。(アヒージョを作って以来タパスの本でも買おうかと思っていましたが…ちゃんと教わろうと思います^^)
 
8. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:37
☆まっつさん

リアルな戦場=ホントの実戦は体験しなくて済むならそれに越したことはないでしょうが、
武術の高みを志す人で、実戦を体験したことが全く無いというのは、
果たして幸いなのか、不幸なのか、よく分かりませんね。(笑)

宏隆君のような「高校生」は滅多に居ない・・・いや、絶対に居るハズがないよな、
なんて会話をよく耳にしますが、希に・・ホンのごく希に、どこかに居るかも知れません。
普通は、こんなヤツにあまりお目に掛かりたくないな、って思うでしょうけれど。
 
9. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:37
☆マルコビッチさん

そーです、危機から脱出するには、正しい判断力と、それを裏付ける知識や知恵、
日頃の心構えや用意、そのための訓練が絶対に必要です。
そんな「心構え」を持つだけでも、災害や危機に直面した時の生存率が随分上がることでしょう。
さて、宏隆クンたちはどうやってこの危機を脱するのか?
・・って、ねくすとサンダイぢゃないかぁっっっっっ!!|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||
 
10. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:38
☆玄花さん

そう、NHKの受信料契約と天災は、忘れた頃にやって来る・・ですね。

NHKと言えば・・・
12月3日に「日本維新の会」の 三宅 博 衆議院議員が衆院総務委員会で、
「NHKを解体するのが日本の為だ!」と、歴史的な質疑を行いましたね。

職員一人あたりの人件費が1,800万円、(国家公務員は約半分の880万円)、
多くの国民が求めているかどうかが怪しい「韓流ドラマ」を放送し続け、
反日デモは少人数でも報道するが、愛国デモは5,000人以上でなければ報道しない。
NHKの社屋内にはCCTV(中国中央テレビ)があって、
自衛隊のレーダーサイトの詳細な映像資料や、尖閣諸島の空からの映像も中国に提供している。
それをやめるように自衛隊がきつく申し入れても無視し続けている。
これはスパイ行為の荷担や外患誘致罪にも該当する。
会長や専務理事に外国籍の職員の数を質ねても、把握していないと突っぱねてトボケる。
「JAPANデビュー」は第一回「日本統治時代の台灣」では名誉毀損判決が下され、
第二回「憲法と天皇」では皇室廃止を訴えるようなプロバガンダ番組をゴールデンタイムに放送。
この腐敗堕落した「公共放送・NHK」は解体するしかない。

────────というのが、質疑の主な内容でした。
災難というのは、国民の眼に見える天災だけではない、という見本かも知れません。

YouTube で「三宅博」を検索すると、その質疑が出てきます。
 
11. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:39
☆太郎冠者さん

そうだ、そのとおりだ!!

常ニ戦場ニ在リ、備えよ常に!!

あた〜たたたた!! (  ̄口 ̄)三★)゚◇゚)三★))゚□゚) コレがほんまのハッケーやっ!
 
12. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:40
☆とび猿さん

やはり、日頃の心構えに尽きるでしょうね。

もひとつオマケに、備えよ常にっっっ!!

コレがほんまのテンシケーやぁ〜っっ!( -ω-){ =/=/=/=/=/=/=/=O≫))(/_x)/ アレー
 
13. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:41
☆ユーカリさん

>自分にも、その法則は働いていることを感じ、大切にしたいと思います

そうですね。

どこにでも、その法則は働いていると思います。

Here, there and everywhere・・です。

♪ To lead a better life・・I need my love to be here・・・

もっとすてきな人生にするために、愛する人にここにいて欲しい────────

・・ですからね。
 
14. Posted by 春日敬之   2013年12月10日 17:42
☆ bamboo さん

>当たり前のことですが、学ぶ側も本物であること

いやぁ、嬉しいなあ・・・
そういうことをサラリと言ってくれる門人が、きっと「すげー館」には何人も居るんでしょうね。
 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

Categories
  • ライブドアブログ